さて、ここまでどうやって昼夜のリズムづけをしてきたかをまとめましたが、いよいよネントレ最後のゴールである、
どのようにセルフねんねを実現できたのか
を書きたいと思います
セルフねんねとは?
うちの子が今どのように寝ついているのか、そもそもセルフねんねってなに?ということをお伝えしておきたいと思います。
一言で言うと、基本的にベッドに置いておけば一人で寝てくれます。
逆に眠たい時に抱っこで寝かしつけようとすると「降ろして〜寝かせて〜」と泣いて暴れるくらい、ベッドで寝付くことに慣れています
時折調子が悪いとエンエンすることはありますが、声をかけてトントンしたらまた寝ついてくれます。
夜中に覚醒したときもお腹を満たしてあげれば、そのあとは独り言?を話しながらすやーっと寝ついてくれるので、抱っこの寝かしつけは一切していません。
元々は全くベッドで寝てくれず、背中スイッチにあんなに苦しめられていたのに、同じ我が子だとは思えないほどの変化です
セルフねんねのメリット
多少頑張ってもセルフねんねに取り組むメリットはやはりなんといっても、お互いのエネルギーと時間の節約というのがあります。
そして、赤ちゃんが一人で寝る(セルフねんねできる)ようになるというのは、お互い気持ちの面でもとてもよいことだと思っています。
以前までは赤ちゃんが寝てくれないと焦るし、だんだん疲れてきてイライラしてしまう自分がいました
そして赤ちゃんの方も眠れない状況に「眠いよー」と泣いて苦しんでいるよう。。
さらに、当然こちらはその間にしなければならない家事や上の子の育児も何もできません。
しかしネントレに成功した今となっては、夜寝室に連れて行って、
「今日も可愛かったよ〜大好きだよ〜おやすみ!」と話しかけてベッドに置いて電気を消し、寝室を去りますが、その後ベビーモニターで様子を見守っていると、まもなく一人でスヤスヤ〜と寝てくれます
こうして下の子がセルフねんねできるようになってからは、上の子との時間も増え、わたしの腰痛と肩こりが解消されました
もちろん気持ちもとても晴れやか
だって繰り返しになりますが、眠りにつくまで泣かれるのはやっぱり親としても精神的にも辛いですから。。
下の子、可愛かったなぁ〜という幸せな余韻に浸りつつ、笑顔のままでいることができるようになりました
セルフねんねへの導き方
さて、そんなうちの子がどうしてそんなすんなり一人でねんねしてくれる子になったのか。
前回にまとめた通り、これまでの取り組みによって夜に眠くなるサイクルはできていたものの、やはり最後は時間をかけて抱っこで寝かしつけ…という状況でしたが、最終目標はひとりで寝ついてくれること、です!!
抱っこじゃないととか、授乳しないととか、私じゃないとダメな状況から脱却したい・・!
上の子の時に取り組んだ過去のブログをもとに自分で見直して取り組んだこと(下記「取り組んだこと」)を前提に、眠くなった頃に最後はベッドで寝付かせるというのを繰り返しました。
やはりいきなりセルフねんねはできません
覚醒レベルが低い時からスタートしました。
つまり、まずは授乳や抱っこなどで半分寝ていてウトウトの状況で置くことから始め、赤ちゃんにベッドで寝付くのだということを覚えさせていきます。
そして徐々に覚醒レベルが高い状態でも置いて離れるようにしていきました。
ここで置くと泣いてしまう場合はすぐに抱っこしてあやしました。
あくまで寝付く瞬間にベッドに置いていればOKと考えて、それまではいろいろな方法で落ち着かせました
だんだんと赤ちゃんの意識がはっきりしている状態で置いても泣かないようになり始め、なんと最終的にはお目目ぱっちりの状態でベッドに置かれてもすやーっと寝付くように
一般的なセルフねんねの方法だと、ベッドに置いて泣いても5分様子を見る→抱き上げるということからスタートしていくのだと思うのです(上の子はそうやって取り組みました)が、今回はそうではなくて、徐々にセルフねんねへと移行していく緩いネントレをやってみたところ、うまくいったのでした
こっちの方が赤ちゃんを泣かせることもないし、断然ストレスが少ない
セルフねんねできるまでの時間もせいぜい数週間でした
ちなみに、そこまで到達した我が子もやはり調子が悪い時はセルフねんねができなかったり、途中で覚醒してしまうこともあります。
そんな時は足をさするか胸の辺りを優しくトントンする、それでも泣き止まなければもう躊躇なく抱き上げて落ち着かせ、そこからまたセルフねんねに再トライしています。
この辺りの落ち着け方は赤ちゃんによって違うかもしれませんね
取り組んだこと
ゲップやおむつの濡れなど不快な状態がないか確認する
やはりゲップが出ていなかったりおしっこをした状態だと睡眠の妨げになってしまうので、まずはそこを解消してあげます。
うちの子の場合、うまく入眠できない時はまずここが問題だということがよくありました。
眠たいサインを見逃さない!
まず、これは前回に書いたリズムづけと密接に関係してくることですが、
赤ちゃんの眠くなるスケジュールを把握する、そしてそれと同じくらい大事なのが、そのスケジュールにとらわれずに眠たそうなサインがあればすぐに寝かしつけるということです。
うちの子の場合は、だいたい下記のや様子が見受けられたら眠たいのだと判断しています。
・目がトロンとしてくる。
・目を擦る。
・あくびが出る。
・手が温かくなる。
・機嫌が悪くなってくる。
・耳を掻く
正直これはもうだいぶ眠くなってきているサインなので少しでも表れたらすぐに寝かしつけるようにしています。言い換えればこれを逃してしまうと、赤ちゃんが眠たいのに眠れなくて辛いという状態に入ってしまうので、セルフねんねは困難です。
たくさんスキンシップをとって心を満たす
眠りに誘う効果があると思うのですが、眠たそうだったらまずは寝室に連れて行くのですが、いきなりベッドには置きません。
いったんおむつ替えをしたりぎゅーっと抱きしめたりして優しい声で「大好きだよ、今日も楽しかったね」などと話しかけます。
赤ちゃんもなんだか満たされているような、柔らかい表情になってくると思います。
お気に入りのタオルを渡す
これはうちの子のねんねスタイルなのですが、寝付くときにタオルを顔に擦り付けたりしゃぶったりすると落ち着くようなので、薄いガーゼ生地のタオルをかけています。
とはいえ窒息のリスクもあるので、ベビーモニターで呼吸を確認し、寝ついたら取り除いています。
今回は「どのようにセルフねんねを実現できたのか」という本題だったのでちょっと長くなってしまいましたが、私のやり方が参考になれば幸いです
うちは上の子はかなりしっかりネントレに取り組み、下の子はゆるーく取り組んだ状況なので、次回はその取り組み方や結果の違いをまとめてみたいと思います