今日も朝から雨。
Dallasから、Samの子供達のネットボールの試合を
見に行くから、朝の鶏の世話が出来ないと連絡が入った。
いつものように、鶏小屋に行く道中で鶏にやる雑草を
摘みながら歩いていると、敷地を出た直ぐの犬小屋に
既にBusterの姿があった。
ここにBusterが居るという事は、Samの所はお留守と
いう事だ・・・
Busterは私の姿を見ると立ち上がったのだが、Dallasが
来る様子もないのでどうしようかと戸惑っていたようだった。
しかしながら、そこはBuster。
Dallasが居ない時には、作業を終えたら必ず彼女の家に
行くと分かっているので、犬小屋からじーっと私に視線を
送りつつ()私の作業が終わるのを待っていた…
作業を終えてBusterの方へ近づくと、彼は
『待ってました』と言わんばかりに立ち上がり、
尾っぽをビュンビュン振りまくりながら『グー、バフッ』と
声を出すと、私を裏口へと誘った。
しかしながら、、、Dallasはちょうど出掛けるところで
家に入れて貰えると期待していたBusterはガックリ…
『自分のお家に帰りなさいね。』
とDallasに言われ、さっきまでビュンビュン振られていた
尾っぽはダラ~~ンと力なく垂れ下がり、表情も一気に
曇ってしまった。
Busterは、Dallasが行ってしまった車の方を暫く
見つめていた。
『Busちゃん、一緒に帰ろか』
声掛けをしたのだが、Busterはしょんぼり。
『ここでもSamのお家でも、どっちでも好きな所に
居たらいいよ。雨だから濡れないようにね。』
と声をかけて私は家路についた。
ふと後ろを振り返ると、Busterが後ろをトボトボと
付いてきていた。そのうちに私の前を歩いた。
フサフサの尻尾はダラリ・・・。
時折私を振り返りながら、彼は家の裏口に消えてしまった。
雨の日だからか、、、、
敷地内にはまたカンガルー達が来ていた。
このカンガルーのお腹の中では、赤ちゃんカンガルーが
ゴソゴソ動いていた。
赤ちゃんの姿が見られたらな、、と思ったのだが
本日は見られず。
オスのカンガルー。
雨の日は、時間の流れや全てにおいて、とても静かに
感じられる。
週間予報では、来週の木曜日までは雨が続くらしい…