癌の骨転移の痛み/記録 | ポバコの日常

ポバコの日常

胸腺がんステージ4、2020年に余命3カ月と宣告されてから抗がん剤治療を経て奇跡の復活。しかし肝臓や骨の転移が見つかり抗がん剤や免疫療法を試すも効果なく治療終了。2度目の余命宣告をされたのでゆっくりお休み中。ハンガリー人の夫クリボーと現在日本で生活しています。

私がここに書くことは

記録と参考なので

あまり心配しなくていいからね

大丈夫だからね立ち上がる

 

 

 

 

3月4日

咳が止まらずぐったりネガティブ

 

お昼過ぎに左肩の痛み

レベル9が襲い

レスキューのオキノームを服用

 

夜まで落ち着いていたのに

お風呂に入ったのがまずかった

驚き

 

左肩の痛みがまた襲ってきた

レベル9煽り

(レベル10は緊急入院した時)

 

レスキューのオキノームを

21時、23時と

続けて飲むが効かない

 

もうこれは

耐えるしかないのだと悟る凝視

 

 

癌の骨の転移の痛みは

とんでもない痛みだ

 

動かすこともできない

 

痛みは肩甲骨辺りから

左腕を通って手のひらまで

神経の痛みだ。

 

ズキズキというか

グングン

いや

ギュイーーン

というか

ギャギャギャギャ

ビー―ーンビーーーン

ズキューーーン

 

とにかくものすごく痛い煽り

 

痛みをこらえていても

声がでてしまう

 

『いたーい・・ううううう・・・』

 

深夜だからうるさくできないし

 

 

そのうち死んだような目で

ただ一点を見つめて

痛みをこらえる無気力

 

20分ほど眠っては目が覚める

 

これってたぶん

気絶してるんじゃないかと思う

魂が抜ける

 

またしばらく痛みに耐えて

気がつくと20分ほど眠っている

 

 

3月5日

それを繰り返して朝4時30分

いよいよ心細くなった私は

クリボーの部屋に行き

レスキューのオキノームを

もう一度飲んでみた。

 

これがやっと効いて

朝7時過ぎまで眠った

魂が抜ける

 

 

ところが起き上がった途端に

また激痛が始まった

煽り

 

さっさと何かを食べて

朝の分の薬を飲まなくちゃ

 

8時の麻薬も飲めるし

驚き

 

 

幸いこの朝の薬と

麻薬タペンタが効いてくれたので

 

この日はとにかく

ひたすら眠った。

ふとん1ふとん3

痛くないときに眠らないと。

 

お昼に食べた

サッポロ一番塩ラーメンは

全部吐いてしまったオエー

 

でもその後も痛みは出ず

ひたすら眠る。

ふとん1ふとん3

 

 

 

 

3月6日

今朝5時前

今度は右肩の痛みで目が覚める

 

右肩に転移はないはずなので

痛みは神経痛とは

ちょっと違う感じ

 

呼吸をするたびに響く痛み

 

そこに

咳と痰が始まってしまったから

もう痛いのなんのって煽り

 

咳止めの麻薬

メテバニールを飲むも効かず

(効く時と効かない時がある

 

結局2時間ほど

大量の痰を出して

ゴミ箱はティッシュの山

オエー

 

そのうちまた

気絶するように眠った魂が抜ける

 

 

 

 

そんな感じの今日は

昼間はとにかく眠り続け

 

夕食はお粥。

 

今、

夜になってやっと行動し始めた。

 

 

huluで孤独のグルメを見てたら

腹が減ってきたよだれ

 

 

 

明日はどこも痛くなければいいな

お願い流れ星