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メラトニン再入荷しました
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メラトニン、DHEAは、
お一人様1回につき3本まで
2026年1月19日15:00〜
*これより前に申し込みをされた方で、
4本以上ご希望の場合は、
ご相談いただければ幸いです。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様「匿名希望」様以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
タクロリムスの内服、転院について
岩城産婦人科 院長様
初めまして。いつもブログを拝見させていただいております。
現在、第1子妊活中です。
質問にお答えいただきましたら幸いです。
ペンネーム:パ―プルです。
質問内容:タクロリムスの内服量、期間について、転院について
現在、第1子妊活中で、
2月に8回目の胚移植を実施し陰性でした。
PGTーA正常胚の5AAでも着床しなかったため、
Th1/Th2 の採血をしたところ、
Th1/Th2比 17.2と高値でした。
タクロリムスの内服を勧められましたが、
免疫抑制剤であること、
エビデンスが確立されていないことから内服に不安があります。
現在通院中のクリニックAでは
「胚移植~分娩まで1日1錠」と言われました。
転院を検討しているクリニックBでは、
「胚移植2日前から妊娠9~12週まで1日3錠」と言われました。
量と期間が大きく異なるため、
どちらが妥当なのか迷っています。
また、免疫異常の他に、抗リン脂質抗体症候群もあります。
不育症の検査はC大学病院で行いました。
移植翌日よりバイアルピリンを内服し、
妊娠判定後からはヘパリン注射をするように言われています。
妊娠中に複数の薬剤を使用することが母体、子への影響はないのか心配です。
治療方針がクリニックによって
大きく異なるのはよくあることなのでしょうか?
またタクロリムスのメリット・デメリットはどちらが大きいと考えられるのでしょうか?
また、転院を検討しているBクリニックからは
凍結胚を移送して移植することも可能であるが、
治療方針はAクリニックと変わらないう説明も受けました。
この点も踏まえ転院の判断に迷っています。
お忙しい中、申し訳ありませんがご助言いただけますと幸いです。
情報:夫40歳 妻:39歳
33歳から不妊治療 タイミング法半年、人工授精 1回 採卵3回・体外受精8回(陰性:5回 化学流産:1回 流産2回 9週、6週) PGTーA 良性胚2回移植→着床せず。
院長の回答 ![]()
6年の不妊治療
ご質問ありがとうございます。
33歳からの不妊治療で、
流産も経験され、
なかなか結果が出ず、
とてもお辛いところですね。
先に情報をまとめますが、
結論から言えば、
タクロリムスにメリットはありません。
情報まとめ
⬜︎ ご年齢
女性:39歳 男性:40歳
● 妊娠3回 ● 流産2回(6w,9w)
● 化学流産1回
ー 妊活歴 ー
タイミング法 半年間
人工授精1回
採卵3回・移植8回
Aクリニックで治療中
Bクリニックに転院検討
C大学病院で不育症検査
⬜︎ お悩み:・タクロリムスの安全性
・タクロリムスの利益と不利益
・転院先でも同じことを言われた理由
・クリニックごとに意見が異なること
・抗リン脂質抗体症候群の治療との兼ね合い
お聞きしたいこと
① 不育症検査に、
C大学病院に行った理由は、
何かありますか?
Aクリニックで検査出来ない
という事でしょうか?
② 抗リン脂質抗体症候群は、
何の項目に、
いくつで引っかかりましたか?
③ C大学病院は、
タクロリムスの提案を知っていますか?
④ 凍結胚は、
残り何個でしょうか?
また、凍結胚は胚盤胞でしょうか?
タクロリムスの有用性
不育症の方に、
タクロリムスが流産予防になる
というエビデンスはありません。
医学的に、
全く認められていません。
日本不育症学会をはじめとして、
海外の生殖医学会でも、
エビデンスは認めていません。
1人の医師しか発表していない
日本不育症学会の指針は、
下記の通りです。
“タクロリムスは、
日本の施設から不育症に用いた1症例の報告
(Nakagawa K, et al.
Reprod Med Biol. 2017;16:297-301)
および
反復着床不全
(Nakagawa K, et al.
Am JReprod Immunol. 2015;73:353-361)や
コントロール群のない不育症への投与報告
(Nakagawa K, et al.
Am J Reprod Immunol. 2019;82:e13142)
がある。"
"適切な症例対照研究やRCTにより
不育症への効果を検証した報告はなく、
有効性を示すエビデンスはない。
投与する場合には臨床研究法に従い
患者同意を取得しなければならない。“
1人の病院
つまり、上記の先生を、
調べていただくとわかると思いますが、
1つの病院に所属する、
1人の医師のみの発表です。
そして、その報告は、
不育症患者たった1人に投与した発表や、
適切な条件下で比べていない内容や、
そもそも不育症ではなく、
反復着床不全の発表となっています。
つまり、日本不育症学会からは、
「メリットがある」とするには、
エビデンスが0で、
根拠にするには程遠い
と痛烈批判を受けています。
ただそれも仕方ないと思います。
臨床研究法に従うべき
さらに日本不育症学会では、
タクロリムスを、
不育症の治療目的で投与する場合は、
根拠が一切ないため、
臨床研究法に従い、説明と同意を得るべき
と指摘しています。
つまり、現時点で、
タクロリムスの投与には、
有益性がない、
利益がないことがわかっている為、
患者様には、
「利益があるかどうかを検討の為に、
投与しますがそれでも良いですか?」
と確認すべきということです。
刑罰の対象
① 臨床研究への参加は、
まず患者様に同意を得ます。
② 国(厚労省)の審査委員会に、
意見を聞いたうえで、
実施計画書を提出します。
③ 審査が通れば実施できますが、
同意書や記録などを、
法律に則って残す必要があります。
これらに従わない場合は、
刑罰の対象になります。
人体実験になるから
医療の名のもとに、
エビデンスなく医薬品を投与したり、
手術をしてみたりすることは、
法律で禁じられています。
それは、医師であれば、
人体実験になってしまうためです。
「エビデンスがないから、
臨床研究法に従いなさい」
という日本不育症学会の指摘は、
つまり、
「ちゃんとルールに則らないと、
それは勝手な人体実験になる」
ということです。
普通の医師は肯定しない
上記の発表している、
1人の医師の名前を調べれば、
なぜ転院先までもが、
タクロリムスを肯定しているかは、
すぐわかると思います。
また、その周りにいる先生や関係者も、
肯定することが増えます。
心の中では、実際には、
どう思ってるか分かりませんが、
そういった関係です。
患者様が思っていらっしゃるよりも、
エビデンスを追求しない先生は、
割とかなり多いということです。
ただこれも、
経営困難になるほどの、
日本の保険診療の体制から招かれたもの
とも言えます。
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文・イラスト:理事 岩城桃子
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