ホルモン療法の影響〜骨が痛い感じ | 乳がん5年経過後の日常

乳がん5年経過後の日常

子育て中のアラフィフ。乳がんステージIでホルモン療法5年経過。晩期再発の心配をしつつ、健康第一!治療のこと、副作用のこと、子育てのこと、その他いろいろ書きますのでぜひお立ち寄りください

タモキシフェン毎日服用

ゾラデックス3ヶ月ごとに注射

という私のホルモン療法は、約5年が経った。


開始してから最初の1〜2年くらい、悩まされたのが、ひどい腰痛と、手指の関節痛だった。

それまで腰痛や関節痛とは無縁だったので、身体の急激な変化に戸惑うばかり。


朝起きると、

両手の指がこわばっていて、動かない。

少しでも動かすと非常に痛い

でも朝ごはんの支度をしなきゃならないので、痛くても無理やり動かす。

動かしているとそのうち痛みは感じなくなるけど。

身体を機械で例えるなら、潤滑油不足とでもいうか。


腰痛も、立っているのも歩いているのも座っているのも辛い時期があった。

骨がキシキシ痛むような感覚。

出来るものなら油をさしてあげたい!泣くうさぎと思った。


そんなある日、腰痛と関連あるのかないのか不明だけど、

人生初のギックリ腰をやってしまい、完全に歩けなくなってしまった。

たまたま我が家はトイレや浴室に手すりが備わっていて、

それまで関心もなく使ったこともなかったけれど、

ギックリ腰になった時は、その有り難みを痛感した。

手すりが無ければ、一人でトイレも足せなかっただろう。


数日経って歩けるようにはなったけど、痛みは消えないので、整形外科を受診しに行った。

既往歴に乳がんとあると、やはり骨転移を疑われる。

仕方ないことだとは思っていても、やっぱり悲しい泣


ただドクターから言われたのは、

もし骨転移だったら、悪化はすれども、良くなることはない、とのことで。

だから私の場合、すでに歩けるようにまで回復しているので、骨転移ではないと考えられるらしくて。

レントゲンの結果からも、骨転移の所見はなく。

その後痛みも消えて元の生活に戻ったけれど。


腰が痛むことで、骨転移の心配が常に頭の片隅にあったので、この時否定されて、ひと安心だった。


ホルモン療法開始後、

生活に支障をきたすほど苦しんだ痛みだったけれど、

時が経つにつれて軽減されて気にならなくなって、

現在はというと、

手指のこわばり、痛みは全くなくなり、

腰痛も滅多にない。

もしかしたら、以前ブログで書いた、継続している毎日の運動習慣が良い影響を与えているのかもしれない。


時に腰痛になっても、以前と同じ種類の痛みなので、骨転移ではないな、と思って、不安になることはない。

痛みが治らず、続くようなら受診を考えよう。


そして二度とギックリ腰にもなりたくないので、こちらも気をつけて生活したい。