正念場
タクシーの中で彼は私の手をそっと握ってくれた。
たったそれだけのことで私はすっかり恋に落ちてしまったのだ。
恋愛を殆ど知らずに生きてきた私をその気にさせるのは、きっと容易かったことだろう。
彼の元で働き始めて4ヶ月が経っていた。
元々惹かれるところはあったけれど、恋愛感情など通常なら持つはずがないほどの年齢差だ。
それが、どうして。
ホテルの浴室の鏡に映る自分を見て、犯してしまった罪の重さに震えてしまった。
家庭がある男性と関係を持ってしまった罪よりも、当時同棲していた彼への裏切りに対する罪悪感だった。
あれから、2年
未だその関係は続 いている。
あの時感じる余裕のなかった感情、彼の家庭に対する罪の意識を感じながら、罪を犯し続けている。
たったそれだけのことで私はすっかり恋に落ちてしまったのだ。
恋愛を殆ど知らずに生きてきた私をその気にさせるのは、きっと容易かったことだろう。
彼の元で働き始めて4ヶ月が経っていた。
元々惹かれるところはあったけれど、恋愛感情など通常なら持つはずがないほどの年齢差だ。
それが、どうして。
ホテルの浴室の鏡に映る自分を見て、犯してしまった罪の重さに震えてしまった。
家庭がある男性と関係を持ってしまった罪よりも、当時同棲していた彼への裏切りに対する罪悪感だった。
あれから、2年
未だその関係は続 いている。
あの時感じる余裕のなかった感情、彼の家庭に対する罪の意識を感じながら、罪を犯し続けている。