明けましておめでとうございます。

2023年、心機一転、気を引き締めて人生の旅をしっかり踏みしめて参る所存です。

 

目まぐるしく変わる世界の中で、日々せっせと生きていたら、

アッという間に年が明けていた――そのような所感です。

 

9月に英国に来て、

10月に大学院が始まって、

11月は初めての課題と慣れ始めたからこそ小さなことが(主に他人との共同生活)気になりだして、

12月は期末課題と年末旅行を詰め込んで、

1月は最終課題を何とかこなし、

そして今です。

 

英国の冬は厳しいとは聞いておりましたが、厳しい。。

 

人によっていろんな視点があるかもしれませんが、

クリスマスが終わって、町のにぎやかさがひと段落すると、

何となく人々の気持ちも、購買意欲も、お祭り騒ぎもひと段落。

 

学生たちは1月が試験期間ですので、学生寮はややぴりぴり。

冬休みで帰省している学生も含めると、こんな感じで街も寮も閑散として、

皆がそれぞれの課題で精いっぱいだから、

 

なかなか友人とキャッチアップできずに孤独感を感じてしまうこともあるようです。

 

そのギャップに輪をかけるのが、天候…

1月に入って、さすがに参ったのが、2週間ほぼ途切れることなく毎日雨だったこと。

雨がやんでも分厚い雲に遮られ、太陽は、ただでさえも

日照時間が短いのに、どこか遠くの存在。

 

英国留学を経験した日本人の友人が口をそろえて言う「厳しさ」には、

精神的な要因、物理的な要因が複合的に絡み合っているようです、、

ということを身をもって体験しました。

 

という私は、どのように過ごしていたか――

年末旅行(スコットランド、ウェールズ、イングランド)が楽しすぎて、

勉強モードに戻るのに苦労しましたが、(しかも風邪ひいた)

 

1月に入ってからの10日間は正直、課題のことしか閑雅げておらず、

文献を読み漁り、該当情報を見つけて一喜一憂しながら、

天候の影響を受ける暇なくがつがつ机に向かっていました。

 

先日晴れて提出を果たすと、それと同時に太陽が戻ってきました。

周りの友人はまだ課題に向かっている人(提出期限の延長申請というものがある)

もいて、なかなか同じタイミングで喜びを分かち合う人がいなかったのですが、

 

まばゆく光る太陽が、おめでとうと言ってくれた、そんな気がするし、

そういうことにしようかと思います。