お久しぶりです。

 

余裕のない私は毎週毎週ふりかかるミッションを必死に超えていくことに集中するあまり、ついブログの更新度が落ちておりました。

 

私の留学生活での脳内活動は、3割勉強、3割就活、4割人間関係といったところでしょうか。

特に、フラットメイトとの暮らしは、その人たちとは「居たいから一緒にいる」ではなく、個人的な好みにかかわらず、「そこに住むという条件があるから一緒にいなければならない」ために、人間関係がより複雑です。

 

単なる友人なら、もっと自由に関係性を調整できるにもかかわらず、フラットメイトとは、そう一筋縄ではいかないわけです。

 

私は現在、学生寮に、6人でキッチンシェアで住んでいるのですが、私以外は全員インド人という、なんとも(国籍別に言えば)多様性に欠ける面々です。

学生寮は、できるだけ、ルームシェアにおけるトラブルを減らすため、同じ国や地域の学生を固める傾向にあるようです。私の場合、日本人が他にいないので、数合わせで詰め込まれたのでしょう…

 

一人ひとりは皆、とてもいい人たちです。

友人としてなら、難なく合格点の、インド人らしく素直なメンバーです。

私はインドに住んでいたし、多少の耐性といったら誤謬がありますが、わかっている部分もあるので、馴染みやす

 

いと思ったのは束の間で爆笑、10月の1か月は、非常に精神的に、学期始まりというのも重なり、大変でした。

愚痴ではありますが、さらに私も彼らからすれば面倒な日本人かもしれないということも踏まえて、問題点を列挙します。

  1. 実家で掃除をする文化がないため(日本人はメイドがいなくてかわいそう!と、一番年少の子に言われました)、なかなか汚れ掃除をしない
  2. 合意を得て何事もしようとするので、一向に進まない(皆で洗剤を買おうという話になっても、一人が反対してとん挫)
  3. 大家族文化!なのか、冷蔵庫の食品を盗み合う
  4. 大家族文化!なのか、外に置いているとアルミホイルやフライパンやワイングラスが勝手に使われている
  5. 大家族文化!なのか、スポンジが勝手に使われている
  6. 夜10時以降の騒音(毎日、扉を閉めて騒いでくれと10月は言い続けたおかげで11月はやや軽減)
  7. 隣人、低音爆音で音楽を聴く
  8. シンクに汚れた皿が堆積

 

列挙のいとまがないのでこれくらいにしますが、割とこれらがあるだけで精神的に擦り削られます。

潔癖症の人には耐えられないのではないでしょうか?

 

それに加え、寮のWi-Fiが安定しないとのこともあり、しばらくはフラットメイトと顔を合わさないために、大学で朝から夕方まで過ごすようにしておりました。

10月は、途中体調を崩してインフルをこじらせてしまったのですが、メンタルも、フィジカルも、勉強以上にこのフラットメイトとの人間関係からくるストレスが原因で非常に弱っておりました。

 

一方で、皆で住んでよかったと思うことも、たまにはあるのです。

昨日、就活の面接でロンドンに行っていたのですが、思うようにいかず、かなり落ち込んでいたら(往復6時間ですので…)、たまたまキッチンで鉢合わせたフラットメイトに話を聞いてもらい、少し気持ちが楽になりました。

 

さらに、日本から持ってきたしわだらけのスーツを、フラットメイトがアイロンを貸してくれたおかげで、きれいにしわなく臨めたなぁ、というのも今思い出すと改めてありがたく感じます。

 

そう思えるきっかけとなったのだから、失敗した面接も、ポジティブにとらえられるかなと思いました。

とはいえやはり落ち込むは落ち込むので、今日はゆっくり落ち込んで、(気持ちを切り替えようと思ってもやはり機械のように切り替えられるわけではないので…)明日こそは、新たな気持ちで臨めますように。