こんばんは
とうとう3月ですね。
復職し、1か月になります。
無事にこの1か月を乗り越えることが出来たこと、周りの人々に、自分自身に、おつかれと、労いの言葉を伝えたいです。
ようやく職場でも、「あ?この人(は休職してた人だな・・・)」という目で見てくる人も少なくなり、まだまだかつての量をこなせるまでには至れていませんが、職場に復帰したんだという感を強くしています。
今日は就活対応もあり、座談会にも登壇したし、人事には、ちゃんと職場復帰していると思われているのかなと感じられたのも、自信を取り戻す一要素になりました。
異動はストレスを伴います。どんな人でも。
自分を特別扱いするつもりはありませんが、復職者がこれまでと全く違う業務を扱う部署に配属されることは、それ以上に負荷がかかることかもしれません。
職場への復帰新たな業務新たな人間関係復職者としてのレッテルとの闘い のためです。
これまでの激務から解放されるとともに、「これだけしかやらなくて大丈夫だから」というのは、自分はこれまでの人間なんだ・・と思わざるを得ない環境の変化です。そして、それを受け入れることが復職者の第一の課題ですが、高いプライドのため、助けを呼べずに潰れてしまった人たちには、それは非常に難易度の高いハードルでもありました(少なくとも私はそうです)。
そのような環境において1か月生き残れたなんて、すごいじゃん。
自分には心からそのように言ってあげたい。
これまでは、「いいやまだまだ、こんなの序の口。もっと頑張れるよね」と言っていた自分とは少し距離を置いて、素直に自分を受け容れてあげようと思います。
留学の話になります。
先週、上司に推薦状執筆を依頼しました。
イギリスの大学院には出願書類に、大学と職場から推薦状が必要となるため、パワハラの前の上司に執筆を依頼しました。
どうして、社会人をやめて学生に戻るという決定をしたのか(長期的なキャリアのためとはいえ、短期的にはキャリアの分断であり、効率的な道ではないかもしれません)、休職期間中に考えたこと、を伝えました:
- 現在の仕事と自分の適性が本当に合っているのか(合っていない)
- ならばそれに気付いたタイミングで方向転換に向け動いていかねばならないこと
- パワハラだけが休職の理由ではなく、あくまでそれはきっかけであり、休職期間中に自分と向き合う中で出てきたのが留学であること
1時間、どもりながら、赤面しながら、汗をかきながら、自分の中で伝えられるだけの努力の上、伝えました。
そして、執筆いただける旨の了解を得ることが出来ました。
私の決断に100%賛同いただいていないようでしたが(そりゃぁ、退職者の肩代わりになるわけなので)、耳を傾けてくれたこと、彼にも本当に感謝です。退職後も、大事にしたい人間関係だと思いました。
そして昨日、推薦状が完成しました。これで出願書類はすべて揃い、これから出願に向けて、書類のアップロードです。
出願はとうとう今週中に終わります。
11月末に、苦しみの末、決意した留学が、このような形で新たに1歩進めること、心から嬉しく思います。
合否は知りえませんが、やることはやりました。
もちろん心の中には様々な感情が渦巻いています。
素敵な仲間がいる職場、私を育ててくれた職場、休職しても再び迎え入れてくれた職場、そこを飛び立とうとしている自身の行為について。
それが本当に正しいことなのかどうか、わからないけれど、きっと正しい正しくないという判断基準ではなく、正しく、するかしないかの問題かと思います。
自分を、支えてくれた人々を、裏切らないためにも、正しい選択にする――その覚悟ができているか、
そこが大事なのではないかと思います。