日本人は、カレーが大好きです![]()
もともと洋食の花形だったカレーが、これほどまで庶民に普及したのは、手軽に食べられる工夫によるところが大きいです。
明治39(1906)年、東京神田の一貫堂から、「カレーライスのタネ」なるものが発売されました。
熱い湯を注いで溶かし、温かいご飯にかけるだけで食べられるというもの。
これは日本初のインスタント食品とも言われています。
手間のかかる料理だったカレーが手軽に食べられるようになりました![]()
大正3(1914)年には、東京日本橋の岡本商店が「ロンドン土産即席カレー」を発売しています。
これは、今日のカレールウの原型です。
缶入りで、15人前が30銭、25人前が40銭でした。
ちなみに当時、お店でライスカレーを食べると、1皿5~7銭だったようです。
ところで、明治5年に「西洋料理指南」という料理本が出版されていて、そこにカレーの作り方が紹介されています。
その材料として、現在ではまず使われないものが入っているのです。
ネギ、ショウガ、ニンニク、鶏、エビ、鯛、ハマグリ、そして赤ガエル……
驚くことに、カエルがその材料に入っているのです![]()
明治の人々は、本当にカレーにカエルを使ったのでしょうか![]()