朝日村「田舎の魅力体験ツアー」は、村の定住促進策として初めての試み。かねてからお世話になっている朝日村の魅力を再認識したいと思って参加した。

1日・土曜日・13時に村の公共施設に集合。参加者は、主に東京圏の1都三県からで合計9人。
その他に、村の支援策により福島県郡山市から避難してきている小さなお子さん連れのご家族、祖父・祖母・母2人(姉妹)・子5人。
村の概要を紹介するビデオを見た後、まず村立美術館へ。

本日開催初日の「時・生・35/加藤邦彦・温子展」を作者の解説つきで鑑賞。ドイツ在住35年のご夫婦がわざわざ来日しての企画展だ。自然をモチーフにした絵画と彫刻、素晴らしいの作品の数々であった。
そのあとは、村外から移住された方(芸術家や懐石料理処、コーヒーショップなど)の暮らしぶりを見て回る間に、村内の空き家の見学・情報提供もあった。

何回か通ったことはある道もあったが、このような機会でなければ訪ねられない貴重な機会だった。
夜は、村内の宿泊施設「緑の体験館」での交流会。

村外から移住された方で結成された「朝日村の魅力を語る会」の方も参加されての大宴会。地元産の食材を使った料理で、特に、野菜果物の新鮮さ、地元特産のきのこや柿ドレッシング、ワインの1升ビンに大満足。食べきれずに沢山残ってしまい、とても申し訳ありませんでした。


2日目の日曜日。朝6時、朝日村の一番奥まった場所にある、静寂の森の体験館に、大きな音量の音楽がこだました。目覚めを促す、爽やかなメロディだが音量は大きい。
何かと思うと、村からのお知らせ、続いて「広報あさひ」。村の一斉放送を使って、朝6時の放送はさすがに「朝日」村だ。
その最初のお知らせが、今日の行事で、この魅力体験ツアーだった。
今日のプログラムは、まずはキャンプ場での朝の散策。

よく整備された村営キャンプ場と川原の県立公園。素晴らしい環境だ。
そのあとは、クラフト体験館での「マイ箸づくり」。桧の素材を鉋で削っていく。主に2面を削り残りの2面は仕上げで削る。鉋を引いても、なかなか箸が細くなってくれない。時間切れて、かなり太めの「マイ箸」となった。

最後は、蕎麦打ち体験。これはもう、ほとんど見学者の世界。師匠・名人の方の熟練の手さばきは見事の一言。打ちたて・茹でたての食べ比べて、見栄え、食味・食感、すべてにおいて、厳然たる差を見せつけ(味わわせつけ)られて、蕎麦打ちの奥深さの入り口を、遠くから覗けた段階を体験させていただいた。

貴重な出会い・体験の機会をご用意いただいた朝日村役場の方々、村外から移住され「魅力を語る会」を通して村の活性化に取り組んでいる皆様、本当にありがとうございました。
定住の具体的なプランはないが、私も引き続き、信州朝日村の知名度向上・活性化に及ばずながら自分ができる範囲で取り組んでいきたいと思う。

福島の野菜、進んで買いましょうよ、皆さん!

東京の山の手エリアに住み、百貨店系の某高級食品スーパーで日常の買い物をしている友人の話。選択できるなら、放射性物質で不安な福島県産の野菜を買う人はいないと。全ての現物の検査をして、安全証明をしてくれないと買う気がしないと。

でも、これは、いわれなき偏見だと思う。

で、今日の横浜市金沢区の某大手流通系スーパーでは、福島産のキュウリが3本88円で特売の目玉だった。しかも「日本一の大市場・大田市場協賛セール」と銘打って。横浜市内だが、横浜市場でなく東京からの仕入れ。これは、東京の相応のマーケットで売れない野菜を、売れるチャネルに流していると思わざるを得ない販売方法。流通サイドとしては当然の政策だが、何か割り切れないものが残る。

米沢市の南側の郊外、白布温泉に近い李山(すももやま)地区に、「丹南山神」はある。約150年前に五穀豊穣と子孫繁栄を願って「山の神・田の神」として祀られたものだ。

その鎮守を守ってきた樹木、メインの楠と周りを囲む杉の木や桜が枝を伸ばし、いつしか「トトロの森」として親しまれるようになったという。

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「守る会」が結成され、展望台やのぼり旗・案内版なども整備されてきて、最近は訪れる人も急増しているという。
周辺の農地では、集落営農から法人を設立し、稲作から花き栽培や米粉加工品などを生産・製造・販売する。農産物直売所も設けられ、トトロの森を見に来る人と地元の農家との交流も始まり、中山間地の集落に活気と可能性をもたらす存在となりつつある。
それにしても、剪定をして整えたわけでなく、自然の枝ぶりがこのような森を形作ったのは、まさにトトロからのプレゼントで、これを守り将来に活かしていってほしい。