なんで今さら帰ってきたんだ | アニメがしあわせだ。。。

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きっと終わりが始まってる

ボクはもうモデラーではないのかもしれない。

 

左肩が、ってゆーか、二の腕?が痛みだしてから3週間が過ぎました。

その間、まったくプラモに触ってもいません!

 

薬のおかげで痛みはだいぶ緩和されているので

プラしようとすれば出来なくもないのですが

人間、弱いもので身体にすこしでも不調があるだけで

家に帰ると何もする気になれません (・´з`・)

 

プラしないとやることないもんで

ここんとこは毎晩ごろごろ横になってTVでドラゴンズ戦を観ている。

 

毎晩のナイターが楽しみなんて昭和のお父さんかよっww

 

だいたいボクからモデラーの肩書きとったら今後なんと名乗ったらいいんだ!?

 

あ、そーか、あれか。

あれがあった。

 

かわいい男の子映画愛好家w

 

 

 

 

と、ゆーわけでね…

 

 

~死ぬまでに見れてよかった映画10選 ⑧~

 

父、帰る

(Возвращение)

 

03年  ロシア

 

 

母と祖母と暮らしていた兄弟のもとに、

家を出ていた父が12年もの長い歳月を経て戻ってきた。

写真でしか見たことのない父の出現に子どもたちは戸惑うが、

父はお構いなしに彼らを湖への小旅行へ連れて行く…。

※ヤフー映画より勝手に転載

 

 

 

みなさん、ロシア(旧ソ連)の映画というとなにを思い浮かべますか?

 

有名どころでは、SFの名作 『惑星ソラリス』

アカデミー賞外国語映画賞作品の

超大作 『戦争と平和』(ヘプバーンじゃないよ)。

古典的名作 『戦艦ポチョムキン』

ロシアアニメの金字塔 『チェブラーシカ』 なんてのも。

 

「ロシア(旧ソ連)映画なんて興味ねーよ」

という方も多いかも…

 

 

いやいや、それはもったいない!

意外かもしれませんが、ロシア(旧ソ連)映画っていい映画多いんスよ

 

その中でも、この 『父、帰る』 はおとうと的に

近年ダントツナンバー1です!

 

超おススメです!

 

ホントにいい映画なんです!

 

 

 

まあ、ざっと言って 父性 をテーマにした内容なんですが、

その辺に関してはボクなんかよりよっぽど詳しい方々が

いろんなサイトで解説してくれてますので

そちらをご覧になっていただくとして、、

↑ついにレビュー放棄w

 

ここでは俳優について触れてみたいと思います。

 

 

弟役の主演イワン・ドブロヌラヴォフは

当時ロシアでは有名な子役だったみたいですが、

むしろ注目すべきは兄役の ウラジミール・ガーリン です!

 

 

たしか、この映画で出てきた新人だったように記憶していますが、

最初は自然と主役である弟目線で観ていた映画が

時間が経つにつれ、

この兄目線で映画を観ている自分に気づきました。

 

 

 

なにも語らず高圧的な態度をとる父と

そんな父を受け入れることができない幼い弟。

 

同じように突然現れた父親に最初は戸惑いをみせていた兄だが

年長者ということもあり、少しずつ父親から何かを学びはじめる。

 

 

 

この、少しずつ大人へと成長していく兄という役柄と

新人であるウラジミール・ガーリンの役者としての成長が

重なって見えてしょうがなかった。

 

兄として一足先に、大人の男として

人生を切り拓いていく術を身につけはじめた物語後半では

役柄同様、主役である有名子役を完全に食っちゃってます。

 

 

 

久しぶりに将来有望な俳優をみつけ

彼の次回作が楽しみだ!と思ったのだが…

 

DVDの特典映像をみてて衝撃の事実を知った。

 

 

ウラジミール・ガーリンは

この映画の撮影終了後、

完成試写の直前に

湖の事故で亡くなったそうです。

 

 

 

 

合掌。。。

 

 

 

あ、この映画、映像もとても素晴らしく印象的なので

ロシアという国の風景のイメージも変わるかもしれませんよ!