本日、仕事納めでした!
大掃除と昼食会だけなので、いつもより早い15時上がり。
今日で年内診療終わりだしなーと、その足で歯医者納めへ。(笑)
数日前に欠けたと思しき奥歯を治してもらってきました。


旦那や妹(妊娠、出産経験のない人)に言うと驚かれるのですが、私の人生で一番痛かった経験は出産ではなく「親不知の抜歯」です!!
結婚当初から、歯科医の先生には「子供考えてるなら早めに抜いた方がいいよー」と言われていた歯。
妊娠中に痛み出しても強い麻酔が使えないから処置が限られるし、そもそも妊娠中は虫歯にもなりやすいよーと。
妊娠する前になんとかしなきゃなーと思っていたものの「まだ頭も出てきてないし…」と放置していました。

もともと私たち夫婦は子供を考える時期を結婚1年後からと決めていて、いい加減なんとかせねば…と1本目(右上の親不知)を抜いたのが妊娠が分かる3ヶ月ほど前。
ここは割とすぽんと抜けて、処置にかかった時間も20分ほど。
なんだ大したことないじゃん、と思って挑んだ2本目、左下の親不知で地獄を見る羽目に…。(笑)
未だに表には出てきていなかったのですが、この頃には歯茎の中でズキズキ痛むようになっていました。

妊娠へ向けて抜く、となったは良いものの、見えていない、ということはまずは見えるようにしなければいけないわけで…。
歯茎を切り、骨を断ち、ようやく親不知とこんにちは。(この時点で割と痛い。)

ペンチでグイグイ引っ張るものの、先生の見立て以上に根が深い(+抜いて分かったのですが、根っこが三股で絡み合っていた)歯だったようで悪戦苦闘。
おまけに私の顎が人より小さく、器具が上手く入らない。
とどめとしては、私自身が麻酔が効きにくい&抜けやすい体質らしく、麻酔3本打っても神経にダイレクトに痛みが走る。
この神経に障るのが死ぬほど痛い。
「大きいねーこれ…!!」と言われながら先生にペンチで力いっぱいあらゆる方向に引っ張られ、歯科助手のお姉さんに顔を押さえられ…。
大の大人が痛みに唸るように声を上げ、ぼろぼろ涙を流しながら歯医者の治療を受ける事態となりました。

最終的に、一時中断の後麻酔を更に一本追加しなんとか抜いてもらったわけですが…。
30分の見立てが、終わってみれば1時間半超えのプチ手術状態に…。
麻酔の影響で口はほとんど開かないし、切って縫った箇所はめちゃめちゃ痛いし、顔は真四角になるほどパンッパンに腫れるし、しばらくは何食べても痛いし……と過酷な数日間を経験しました。
出産経験した今でも、これ以上に痛かった思いはしたことないと思う。
出産は人生のプラスだけど、親不知の抜歯はマイナスがゼロになる程度で何のプラスにもならないし…。
出産も「痛かった!」って感想は言えるんですけど、じゃあどんな痛みだった?ってきかれると何て表現していいのか分からない。
アドレナリン出まくりだったせいもあるのでしょうが、鮮明には覚えていないのです(笑)
下半身が爆発しそうって表現が一番しっくりひた気はします。
歯の痛みは何度か経験してるからリアルな痛みが想像出来て、すぐに思い出してしまう。
痛みが出てきたり、視認できるようになった虫歯は既に重症みたいですね…。


ちなみに今日治した歯、この左下の親不知に隣接する奥歯なのですが、虫歯になって第二子の妊娠が分かる直前に大掛かりな治療をしています。
今日はそのときの詰め物が取れたのを治してもらった感じ。
普通は親不知があることが原因に繋がるらしいのですが、何故事前に抜いたにも関わらず虫歯になるのか…。
「この歯はねー、ヤバイよねー…」と先生がぼやくほど。
かなり深いところまで進んでいて、こちらの治療も初回3時間で終わらず、2ヶ月ほど治療に通う羽目になりました…。
(この時も神経を抜かなければならず、かなりの麻酔使ってもらったけどめちゃめちゃ痛かった)
ひとまずの治療終了と同時くらいに妊娠が分かったので、早めに気付いて治してよかったと心底思いました…。
麻酔なしで乗りきれるとは思えなかったし。

同時に、定期検診の重要性を改めて感じた治療でもありました。
出産してから育児休暇中ほとんど行かなかったんですよね…歯医者さん…。
息子が保育園に通うようになって、仕事終わりに寄れるようになって1年以上ぶりに行ったレベルだったので。

年が明けたら1月中にまたおいで~って言われたので、多分まだなんかあるんだな…。
まだ半年は麻酔使えないので、まめに通って小さい虫歯のうちから叩いておこうと思います。