大人って、いつからが「大人」なんだい?
とか、ありきたりなQは置いておいて。
頂いたプレゼントの中でも、
「嬉しくて泣いたもの」ってありますか。
私は人生で一度だけある。
それは…
それはですね…
お金
は?
いや~ないわ~、と思ったかも知れないけれど、訂正もせず、これが事実。
息子が生まれて、親や親戚からいわゆる
「お祝い金」を頂いた。
その頃、超絶難産だったのと、そもそも高齢出産だったこともあり産後は無惨だった。
満身創痍とはこのことか、と思ったし、
お化粧どころかお風呂も苦痛だった。
これが産後退院して、数ヵ月はしんどかった。
お祝い金は、全てその子のために貯金する…なんて素敵な親の話を聞いたことがあるけど、
我が家は普通にあれこれ買ったりお祝い返しに遣ったり、素敵な親にあらずでした。
そんなとき
私の妹が、生まれた息子を拝みに来て、
帰り際に
「はい、これ」
と、手紙を渡して帰っていった。
中には諭吉が数人。
えっ、お祝い金はもうもらったんだけど…
手紙には
「これは、家族のためとか息子のためじゃなくて、チャンポヨのためだけに遣ってくれ。
本当にお疲れさま。」
泣いた。
たくさんのお祝い金を頂いたけど、自分のためだけに遣ったお金は1円もない。
全て必要なもの。
家族のためのもの。
蓄えるにしても子のため。
それが当たり前だと思っていた。
私は娘や息子の母であり、夫の妻であり、
誰かの何者か。
個人のチャンポヨのことを忘れかけていた。
それを思い出させてくれたお金だった。
お祝い金だと私個人で遣うことはないだろうと察した妹が、わざわざ別口で用意してくれた
私だけへのお祝い金。
ありがたくて遣えなくて、まだしまいこんでいます。
来月仕事復帰だから、行けていない美容室とネイルサロン、ハワイ、グアム、サイパンに行こうと思います。
