雨の日の思い出


小学低学年の時、下校時にどしゃ降りで途方に暮れていたら


なんと母が迎えに来てくれた。

 

 いわゆる鍵っ子だったので、嬉しいのと驚きで

すごく戸惑った。


しかし、ゲリラ雷雨だったのか、

すっかり晴天に切り変わって母が言った言葉は


「来なきゃ良かった。

来て損した。」

 

損て何?と聞く私に

無言だったけれど、

このとき「損」という単語を理解したと思う。


大人になった今、母のことが好きになれず

すごく俯瞰して引いてしまう。



もう一つは、同じく小学生の時。


雨降りに家の鍵を忘れてしまい、外で兄の帰りを待っていた。


夕方になり、やっと兄が帰ってきた。


私を見つけて兄が一言。


「俺も鍵ないよ」


兄は昔も今も、どこか壊滅的に馬鹿。



とにかく、小学生時代の雨の記憶は

ろくなものがない…。








 

 

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