アップル、グーグル、フェイスブックのねらいは、私たちが最初にアクセスするところを占拠すること。
PCではグーグルの検索窓でした。だからPCの世界の王者はグーグルです。それが、PCからスマホに主戦場が移りましたが、その王者がどこになるかの戦いが起こっていると、本書は言います。
それぞれの武器は、アップルが「Siri」、グーグルが「セマンティック検索」、フェイスブックが「グラフ検索」です。
なぜ、王者になる必要があるのか。世界中の人びとのビッグデータが手に入るからです。
アップルは、ビッグデータをライバルのグーグルにだけは渡したくないので、Siriで検索する場合、マイクロソフトのbingにしました。
ビッグデータで何をするのか。人々にとって有用なAIを作るためです。膨大なデータをAIに覚えさせ、習わせ、実用的なAIを作るのです。
今のAIは、ニューラルネットワークという人間の学習に似たやり方が主流になっているようです。そのためには、膨大なデータが必要というわけです。
なんか、こわいなと思ったのは、人間の学習と同じように、ニューラルネットワークを成長させる原理は人間と同じような自己組織化であって、外部からはわからないということです。もうAIの成長そのものが人間に近づいているということです。
最後のほうで、AIの使い方は私たちにゆだねられている。だから、AIとはなんなのか、その正体を理解しないといけないと言っています。
AIの世界は避けてとおれません。だから、AIの世界はどのようなものなのか、理解しとかないといけません。本書はそれをわかりやすく解説してくれています。
余談ですが、著者は群馬県出身で、生まれた年も私と同じです。他の著書も読んでおきたくなりました。
★5つ ★★★★★
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