そんな人工知能の世界を、人工知能第一人者である研究者と人工知能をかなり深く知っているビジネス戦略家が対談方式でわかりやすく紹介しているのが本書です。
私的に興味をひかれた記述を、以下にピックアップしてみます。
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人工知能自身が自分より賢い人工知能を作れば無限に賢い人工知能ができてしまう。
人工知能が経営判断をして素晴らしい経営をしているけど、意思決定のプロセスを人間が理解できなくなってくるかもしれない。
世界で一番稼いでいるヘッジファンドのトップは年収数千億円だが、アルゴリズムだけで稼いでいる。
自分の情報開示を、どこの当局からの要求にも応じない国ができたらおもしろい。
分子レベルで脳をスキャンする技術がでてくると、脳をそのままシミュレーションできてしまう。
自分の意識をコンピューターにコピーできるとしてみる。
大事な部分はコンピューターが仕事をやっていて、人間は「仕事をやっている感」のある仕事が与えられる。
監視カメラの個体認識技術が進むと、1千万の中からだれなのかを自動的に認識できるようになる。
免許証更新のときの写真が顔画像センターに送られ、監視カメラシステムに利用される。
戦争で遠隔で軍用機をとばして、攻撃をしている人は、現地から相当遠くにいる。
ロボットの社会をつくり、何世代か営ませる。
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どこまで実現できるのか実現してしまうのかわかりませんが、おもしろそうというのもありますが、なんかこわい感覚がまさります。人工知能は今よりもっと活用されてくると、倫理的な問題が必ずつきまとうでしょう。
SFでしかなかった世界が、実際は、もうそこまできているようです。人間は人工知能をうまく使いこなすことができるのでしょうか?
★4つ ★★★★☆
- 東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」/KADOKAWA/中経出版
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有限会社リレーションメイク 羽切 徳行
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