久しぶりに読んでみました「道をひらく」 | P・M・R INNOCENT walking & body ballance lesson

久しぶりに読んでみました「道をひらく」

道をひらく/松下 幸之助
¥914
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書籍を整理していたら出てきました。


読むと身を引き締められます。







自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。


どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。


自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。


広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。


坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。


この道が果たしてよいのか悪いのか、思案ににあまる時もあろう。


しかし所詮はこの道しかないのではないか。


あきらめろと言うのではない。


いま立っているこの道、今歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。


自分だけしか歩めない大事な道ではないか。


自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。


他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。


道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。


それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。


深い喜びも生まれてくる。





運命を切りひらくために。日々を新鮮な心で迎えるために――。人生への深い洞察をもとに綴った短編随筆集。40年以上にわたって読み継がれる、発行450万部超のロングセラー。

解説

昭和43年の発刊以来、累計400万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。

 もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるはずである。

 業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助 であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。


PHP より




松下幸之助


松下 幸之助(まつした こうのすけ、1894年〈明治27年〉11月27日 - 1989年〈平成元年〉4月27日)は、日本の実業家。

パナソニック(旧社名:松下電器産業、松下電器製作所、松下電気器具製作所)を一代で築き上げた日本屈指の経営者で、経営の神様とも、関係者からは社主とも称された。

自分と同じく丁稚から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注いだ。



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