技術的に

どうなんでしょう。

新幹線“パクり”号、中国で４８６・１キロを記録、日本の「本物」を抜く


パクリ、真似、模倣など言われていますが、
日本の高度成長期、日本人はどうだったのでしょう。


欧米の真似。。。


そんなことも言われていたような気がするのは、
気のせいか。。。



もっとも、
日本の新幹線は、鉄研での膨大な研究開発に支えられて開発されたということを
NHKのプロジェクトXかなにかでやっていたような。。。


化学品の開発をしてきて、ちょっとはずれて

材料強度学関連の勉強をしてたとき、



新幹線の車輪は、膨大な実験をやって初めて実現できた

当時は、高速に回転し、
金属同士が擦れ合う金属の疲労破壊に関するデータがほとんどなかったため
開発当初は、車輪の疲労破壊に苦労した

ということが書いてあったことを記憶している。


米国のロケットの初期も、
数々の悲惨な事故があってこそ。



さて、
真似だけの製品では無理は出来ないのが
科学技術の世界。


研究開発に携わる人々の中にも
知識を集めて、評論家になっていることに気がついていない人が多い。


真似や、言葉や文字だけで
物を作って満足するのは非常に危険。


事故やトラブルが続出して
廃れるのを見てきた。



つまらない基礎実験の中にこそ”奥義”があり、
”奥義”を体得した者がよい製品を開発できる機会を得る。



そして、僕のこれまでの経験では、
”奥義”は伝えられない。


伝えられる人が身をもって感じるしかない。
それか、
製品が装置に依って作られるならば、
高度にブラックボックス化するしかすべがないのではと思う。