順調に迎えた出産

正常分娩でした。

ここまで何もかも上手くいきすぎて

なんだか怖いなと思った瞬間でした




「赤ちゃんの腰に丸いコブがあるので一応後日検査します。二分脊椎っていう症状の可能性があります。でも、、たぶん大丈夫ですけどね!」


出産直後、分娩台にいる私に

新生児科の先生はそう言いました。




先生に持ち上げられた生まれたての娘の

お尻の上のあたりに、

確かに目視でも分かるコブがありました。





先生が多分大丈夫だと言ってるんだし、ただの脂肪の塊ってだけだろう。手術で脂肪を除去できるでしょ。


なんてその時は思ってました。






出産後、病室に戻った私に待っていたのは

母になった喜びを感じる時間でも

母子同室への不安でもなく、

娘への検査に関する同意書たちでした。




そこに書かれているのは娘に向けられている

聞いたことのない病名たち





【潜在性二分脊椎・脊髄脂肪腫疑いによるMRI検査への同意書】





同意書に書かれた漢字だらけの病名を

スマホの検索欄と一文字一文字照らし合わせ、

検索をしました。





そこに書かれていたのは

【下肢運動障害】【排泄障害】【葉酸摂取で防げる】

【発症率0.3%】等々


え、自分でおしっこできないの、、、、?

え、歩けないの、、、、?

どうやって生きていくの?

車椅子生活になるの?



疑問が無限に湧いてきました。



それと同時にとてつもない恐怖が襲いました。








そんな恐怖から逃れようと

私は新生児科の先生を信じることにしました。

多分大丈夫ですけどね、っていうあの言葉を。





きっと大丈夫。

だって、妊婦健診で何も言われたことなかった

私も夫も健康体だし

親族にもこの病気の人いない

発症率も低すぎるし、私たちが当たる訳がない







そこからは検索することを一旦やめました

病気について考えることもやめることにしました


だって、まだ決まった訳じゃない。

そう自分に言い聞かせ続けました






そうじゃないと精神が崩壊しそうでした