写真展「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」 (シャネル・ネクサス・ホール) | 今日もこむらがえり - 本と映画とお楽しみの記録 -

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カール ラガーフェルド写真展

太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影

VERSAILLES - A L'OMBRE DU SOLEIL -

会期: 2017.1.18(水)~2017.2.26(日)

会場: シャネル・ネクサス・ホール

開場時間: 12-20時

休館日: 無休

入場料: 無料

協力: ヴェルサイユ宮殿

公式サイト: http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2017/versailles/

 

 

言わずと知れたファッション界の帝王、カール・ラガーフェルド。

近年はカメラマンとしても活躍している彼の、大好きなヴェルサイユ

宮殿を写し取ったモノクローム写真展が銀座のシャネルビルの4F

にあるネクサス・ホールにて開催中。気になっていたけれど、気が

ついたらもう終了間近!ということで、急いで行ってまいりました。

端正なドアマンにドアを開けて頂き、内心ドキドキしながら素敵な

ビルディングの中へ・・・エレベーターの回数ボタンや表示すら、

シャネルロゴのデザインが取り入れられていてビューティフルです。

六本木で開催中のマリー・アントワネット展と併せての鑑賞も

おススメです。(どちらももうすぐ終わってしまいますが;;)

 

和紙のように、表面に凸凹のある高そうな紙に特殊な技法で

プリントされた写真たちは、そのプリント技術だけでも、かなり高度

なものではないかと思われます。復習したところ、羊皮紙を模した

特殊な紙にスクリーン・プリントの古い技法を駆使してプリントした

そうです。他にも、表面がスベスベした光沢厚紙にカール・ラガー

フェルドの「KL」の飾り文字をエンボス加工されていたり、美意識と

拘りの溢れた芸術作品のような写真たちは、写真集では味わえない

美しさでした。

 

しかも、展示室内は写真撮影OK。じっくり写真と向かい合って

Exhibition の Atmosphere ごと含めて自分の五感で鑑賞するのが

正しいような気がして、スマホカメラのシャッター音のノイズを響か

せるのは美しくない気がしましたが、とかいいながら庶民心が抑え

きれず、オズオズと数枚、シャッター押してしまいました(^_^;)。

 

 

残念ながら、ヴェルサイユはまだ行ったことがないんですが、

こんなにヤシの植木が並んでいる場所もあるんだ・・・というのは

意外でした。この写真展で見た風景を、いつか実際に自分の

目で確かめに行きたいなぁと心から思いました。いつか年末ジャンボ

が当たりますように・・・(真面目に地道に貯金すればよろしいがな)。

 

贅沢な空間で、ゆったりと美しいものを味わって、しかも無料!

なんて素晴らしいんでしょう。

次回は3/14~メイプル・ソープの写真展が開催されるそうです。

これも絶対観に行かなければ(´ω`*)。

まるでプライベート・ギャラリーを訪れるような、素敵な空間。

すっかり虜になりました。