この人に従事すれば楽になれる

 

このプログラムをやれば楽になる

 

ここに参加すれば楽になる

 

このカウンセリングを受ければ楽になる

 

この病院へ行けば楽になる

 

依存症はそんな簡単じゃない

 

 

私は色んな事をしたし、お金も掛けたし彷徨った

全然楽にならないし、逆恨みした頃もあった。

 

私は20代でお酒を辞めたので、その若者の集まりに参加していた時期がある

みんな、ザ・若者という感じで元気で明るく異様にテンションが高い

 

ちっとも馴染めないし、明るくなれない自分が嫌で逆にしんどかった

 

お酒は辞めているものの全然”楽じゃない”という現実

 

こんなに参加して色んな事試して、それでも楽になれない自分を責めた

 

そういう時に楽にしてくれた言葉が有った。

アルコールを30年以上辞めているおじいちゃんが

「お酒を辞めるのに”努力”忍耐”根性”はいらないけど、生きていくには”努力”忍耐”根性”全部必要。」

 

その時に

 

ああ、楽になれない事を責めなくて良いな

って自分を許せた

楽になれない自分を許せた

 

「楽になれる」という言葉にストレスを感じていた

 

私達の望む”楽”は”快楽”に近い

快楽に慣れ切った脳に楽を感じさせるのは快楽に近い(刺激が強すぎると反転しやすい)

だから楽になれない事はある意味で良い状態だと思う。

 

今苦しんでいても良い

 

そんな時期が有って良い

 

長く辞めていると

楽な状態と舞い上がっている状態の違いが分かる様になる

 

私は今、過食嘔吐を辞めてて舞い上がっている状態

なので、気を付けた方が良い時期

 

楽になるより、落ち着く努力、冷静になる努力、調子が良いからと動き過ぎない努力

 

何だかソワソワする時は早く寝る!

 

これの繰り返し