個人的に、ここ最近で最高傑作ではないかと思います!!

まず、初版発行部数285万部達成おめでとうございます(^^*)!!世代を問わず支持があることの裏付けですね。




「イワンコフ」「ジンベエ」「クロコダイル」「イナズマ」「Mr.2」「Mr.1」らと共闘し、レベル4からの脱獄を目指すルフィ達です。



ここからは、人物や組織に焦点を当てていきたいと思います。




■ハンニャバル
海底大監獄インペルダウンの副署長で、常に署長のポジションを狙っています。
今まではギャグ要員という感じでしたが、「おれが行くまで持ち堪えろ…!!」というマゼランの言葉や、「おれの後任はお前しかいないんだ!!」という言葉から、この二人の信頼関係が伺えました。

前代未聞の事態に、手の尽くしようがないハンニャバル。

「何を…貴様らシャバで悪名揚げただけの…海賊に謀反人…!!
何が兄貴を助けるだ!!社会のゴミが奇麗事ぬかすな!!
貴様らが海へ出て存在するだけで…!!庶民は愛する者を失う恐怖で夜も眠れない!!
か弱き人々にご安心頂く為に凶悪な犯罪者達を閉じ込めておくここは地獄の大砦!!
それが破れちゃこの世は恐怖のドン底じゃろうがィ!!出さんと言ったら一歩も出さん!!」

凄く格好良かったです。
ルフィ達の社会での立ち位置が、改めて分かる言葉だと思いました。

この後は「黒ひげ」にやられてしまいますが、副署長としての威厳や責任は果たしたのではないでしょうか。


■Mr.3
バギーと共にレベル2からの脱獄を目指しますが、「獄卒獣」らにはばかれます。
余談ですが、獄卒獣を統率する「サディちゃん」の声優さんは、小林ゆうさんを期待しています^^


クロコダイルに使えないカスと言われていましたが、「ドルドルの実の能力」で
蝋の壁を作ったり、ルフィに装備したりと、大活躍でした!!
能力は本当に使いようですね。



■ジンベエ
陸上戦では余り力になれないと言っていましたが、充分強いですね。
海戦では、その特性を生かし、ジンベエザメを呼び寄せたりと力を発揮していました。

クロコダイルによると、「人魚族の特殊能力」であり、粗暴な魚人が出来ることではないようでした。
ジンベエの人柄が伺えますね。



■クロコダイルとMr.1
敵だと恐ろしいですが、味方だとこの上なく心強いですね!!

常に冷静で頭のキレるクロコダイルですが、今回は特に大きな見せ場はなく、解説役だったように思います。
所々で入る、クロコダイルの言葉で理解出来ることも多かったです(^^ゞ

アラバスタを手に入れようとしたり、ビビをきずつけたりと、もの凄く憎い相手だった筈ですが、格好良く見えてしまいました←
軍艦での共闘も流石で、なんか安心して見れました。



■マゼラン
「地獄の審判」という自身の持つ最強の技で、次々と囚人達を倒していきます。
蝋や石にも感染するように広がる毒なので、ルフィのような超人系では、この能力を攻略するのが難しそうです。

「黒ひげの到来」や「シリュウの裏切り」、「ボン・クレーの騙し」など様々なマゼランにとっての不運な出来事が重なり、その能力を効果的に発揮できずに終わってしまいました。

結果的に241名もの囚人の脱獄を許し、歴史的大失態となってしまい本当に可哀想でした…
一人でインペルダウンを守ろうとする姿は、見ていて痛々しかったです。



■イワンコフ
マゼランの毒に一度はやられたものの生還を果たしました。
イワンコフの厚化粧はマゼランの毒も通さないのですね(^^;)
ちなみに「デスウインク」は、まばたきで起こる爆風だそうです。
あのウインクは最強ですね。

今回もルフィを救ってくれたり、マゼランと闘ったり海に飛ばしてくれたりと、大きな戦力でした。

女の姿のイワンコフは、男の姿からは想像出来ないような可愛さですね。



■Mr2 ボン・クレー
今巻で最も活躍した人物は、この人ではないでしょうか。

脱獄に成功した面々ですが、「正義の門」が開かなければ外に出ることは出来ません。
さらに、門の開閉はインペルダウン内部からの操作のみということ。

ボン・クレーは自身の「マネマネの実」の能力でマゼランとなり、一人内部に残って周囲を騙し、看守達に門を開けさせました。

本当にボン・クレーがいなければ、門を通ることは出来ず、全滅だったでしょう。

友情を大切にする思いや、果敢にマゼランに立ち向かって行く姿は泣けました(;_;)

なんとか生き残って欲しい人物です!!



■バギー
今回の大脱獄事件の主犯としてルフィと共に名があがりました。
特に強いわけでもなく、活躍したわけでもありませんが、「海賊王ゴールド・ロジャーの元船員」という事実や「四皇である赤髪のシャンクスの兄弟分」であることで、周りから一目置かれることに。

確かに全て事実ですが、海軍は完全に誤解していますね。
「それ程の男がよくも今まで際立った事件も起こさず、水面下に潜んでいたものだ。
目的は当然、麦わらのルフィと同じくエース救出であろう」

ただ弱いだけなのですがね…(^^;)
頭角を表すまでもないだけなのですがね。


しかし、もの凄い海賊だということで囚人達に持ち上げられ「キャプテン・バギー」が定着し、まとめ役となっていました。

世界を取るとか言い出していて、神の使いとまで言われていて笑いました。


「なのにあの弱さか」
「なのになぜそんなに卑怯なのか」
「どんな船にも汚点はあるもの」
と言われまくっていましたね(笑)

現在の懸賞金は1500万ベリーだったと思いますが、この事件後には、金額が跳ね上がることは間違いないと思います。



■黒ひげの一味
海軍本部に召集を受けている王下七武海ですが、インペルダウンへやって来ました。
自ら欲した「七武海」の称号を捨てていると言えますね。

マゼランの毒に一度はやられるものの、シリュウに助けられたようです。

「世界を震撼させる最高のショーを見せてやる」と言っていましたが、その目的は不明です。

ルフィとの戦いでは、打撃の効かないルフィが血を出していました。
エースを討ち負かす程の力がある黒ひげ。手強い相手であることは、間違いないですね。



■シリュウ
インペルダウンの看守長でありながら、その血も涙もない凶暴さに幽閉されていました。
黒ひげを止める為に、マゼランから命を受けて牢から出ましたが、裏切り黒ひげ側につくようです。
詳しいことはまだ分からないのですが、黒ひげはかなりの戦力を手に入れたことになりますね。



■海軍本部
厳戒体制のマリンフォード。
召集された名のある海兵達総勢10万人。
島は50隻の軍艦が取り囲み、海賊「王下七武海」の5名が軍隊の最前列に、処刑台の下には海軍本部で最高戦力を誇る3人の「海軍大将」が待ち構えています。

錚々たる面々が集結していますね。
注目は、初登場の「赤犬」ですね。恐らく悪魔の実も自然系なのではないでしょうか。



■エース
3時間後に迫った公開処刑。
今巻で、「海軍本部と王下七武海VS白ひげ」の戦争が勃発することになっても公開処刑を行うことの意味が分かりましたね。

エースの父親は、なんとあの「海賊王ゴールド・ロジャー」でした!!

ルフィの実の兄ではなかったのです。
ロジャーに関わるあらゆる人間が刑を受けた当時、エースの母親「ポートガス・D・ルージュ」は実に20か月もの間、子をお腹に宿し、守ったそうです。
ルージュは、「ゴール・D・エース」と名付けますが、産むと同時に力を尽き果たして命を落としたと言います。


ロジャーは捕まった後、牢獄の中で「生まれて来る子に罪はない。おれの子を頼んだ」とガープに思いを託していました。

ガープは生まれてきたエースを「ダダン」という男に預けたようでしたが、その先のことは不明です。


海軍本部の目的とは
1.ロジャーの血を引くエースを処刑することで縁のある人物を根絶させること
2.海賊次世代の頂点に立つ資質を絶つこと
であり、これが全面戦争がおこっても公開処刑を行う意味でした。



■白ひげ
ついに「モビーディック号」現れましたね!!
船にコーティングを施して、海王類達に気付かれることなく海底から来たようです。

「おれの愛する息子は無事なんだろうな!!ちょっと待ってな…エース!!」

かなり鳥肌が立ちました。白ひげの傘下の海賊達も現れ、こちらも錚々たる面々だそうです。




いよいよ全面戦争が始まるようですね。
非常に興奮する内容で、面白すぎました!!




今回のSBSもまた、面白かったです。
性別を逆にした麦わらの一味は、ウソップがもの凄く美人になっていましたね(笑)
ロビンもなるほどと思う感じになっていて、楽しかったです。


扉絵では、サンジくんに異変が。何があったのか気になります。
ウソップの体型も凄いことになっていました(笑)


あと、帯の裏には「初版最高発行部数達成記念」ということで、またプレゼント企画がありました^^
5000名ですか…今回も厳しそうです(^^;)



長々と纏まらない文章ですが、読んで下さりありがとうございました^^