
考えるひと。
キトラ古墳の、行列に挫折したのは一度ではなかったので
それで西洋美術館観て帰っていた日も。
「ジャック・カロ、リアリズムと奇想の劇場」
「平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」
この二つを観まして。
ジャックカロの版画はね精密かつ、作品サイズも小さいので、ルーペの貸し出しもしていて
それを手にじっくり鑑賞。
やはりイタリア滞在中は、メディチ家や、聖職者など権力者の影響で、宗教画や神話を題材にしたものが
多いのですけど、それとは対照的に興味のままに描いたような猥雑?というか、民衆の集いだったり戦争だったりするのに現実なのか、想像なのかわからないような画と、不思議な感じが「奇想」という言葉になっているのでしょうね。
平野啓一郎が選ぶ・・・のほうは
やはり平野氏の文章を読みながら鑑賞するというのが、意外な面白さになっています。
正直、私には何言ってるのか、さっぱりわからない文もあるのですが、それがまた、興味深く
後で、 意味わからなかった単語の意味調べちゃいました(笑)それでも、わからない!!
「ミラノ・ポルディ・ペッツォーリ美術館、華麗なる貴族コレクション」展
元々は貴族の邸宅のお屋敷美術館だそうで何度か焼失し、残念ながら、当時の荘厳な豪華さは無くなってしまっているようですが、当時の美意識の趣向で修復されているようです。
ポスターにもなっている「貴婦人の肖像」の絵、やはり繊細で美しかったです。
で、思うのは、イタリアって美術って芸術家ではなくて、職人なんですよね。
それはもう、古代から続く建築にしても、彫刻にしても、宗教や権力が関わっているから
宗教画と、お金持ちの肖像画が必ずあって、職人の手で誰もが美しいと感じるように作られて高められているのかなと。だから、アンバランスな構図や、余白の美とか、そういうものはイタリアにはないのかも?
「横山大観記念館」
いつ開館しているのかよくわかっていなかったので、美術館めぐりのついでですが、開いていたので入ってみました。
もちろん、時代も文化も違うので当然ながら、大観の絵にはイタリア美術とはまるで違う美がありますよね!
庭も素敵です。昔ながらの日本家屋の庭は、部屋から眺めるように作られているのかな、と思いますよね。
そしてごはん色々。

横山大観記念館近くにあるフレンチレストランでのランチです〜♪
盛り付けうつくしい〜!
私の仕事の休みの日はここも定休なので、なかなか食べに行けないのが残念。

東京都美術館の中のレストランのローストビーフ♪
美術館の中のカフェはお昼時間となると大混雑ということを考えると、ちょっと贅沢ではありますが、
空間も落ち着いていて、とても静か、ゆったり食事ができます。
まだまだ、リニューアルしてからそれほど経っていないせいもあるのか、内装も、食器もピカピカな新しいキレイな感じがあって良かったです。

トーハクの中のレストラン。ヨコシマさんが選んだのはコレ、海鮮丼。
常に全力で食べたいものを食べているように私には見える。
この日は風が強くて寒い日だったので私はつゆそばにしましたが・・・