観る将棋ファン、観る将の加藤ですこんばんは。
今日は藤井くんの初タイトル戦
棋聖戦五番勝負の第一局でした。

155手で先手・藤井七段の勝利。
天才しかいない将棋会の、
更に選りすぐられた天才がタイトルホルダー達。
その中でも「ラスボス」「魔王」とも呼ばれる渡辺三冠は、
藤井くんと同じかつての中学生棋士で、
豊島竜王名人と並び名実ともに現在最強の方。
そんな相手に対して弱冠17歳の高校生が
ずっと互角で渡り合い、勝ってしまう。
一体どういうことなのか訳がわかりません。
アマ二段のNPO君とは違い
僕は初級者程度の棋力ですが、
そんな僕でも、最高峰の戦いには
息を飲み痺れながら観戦してしまいます。
彼が更に強くなってどんな実績を残していくのか、
どんな時代を作っていくのか、ずっと見ていたい。
こういう楽しみがあると、それは明日への希望となるんですね。
自分に置き換えて、自分も少しでもどこかの誰かの
将来の楽しみになれたらいいな、と思います。
棋士はいい対局をして楽しませるのが仕事。
役者はいい演技をして楽しませるのが仕事。
倍以上も年の違う藤井くんに学ばせられます。
今は雌伏の時ですが、
いつか皆さんと笑顔で会える日を目指して。