南カリフォルニア大学のハリウッド白熱教室を見ていたら
編集で時空を超えることができるという話がおもしろかった。
動画を作るのに役立ちそうな話だ。
編集次第で、時間と空間を自在に操れる。
「同じ空間を撮影した一続きの映像の始まりから終わりまでが編集においての基本的な単位となる。これをカットと呼ぶ」
カットが集まってシーンになり、
シーンが集まってシークエンスになる。
場合によっては、一つのカットが延々と続くこともある。
これを「ロング・テイク」という。
話題になっていた「カメラを止めるな!」を先日観てきたが、
これは37分もの長回しワンカットによって圧倒的なリアル感と狂気と臨場感を感じることができた。
思惑通り、目が釘付けになった。
この講義で紹介されていた「ファーゴ」という映画も観た。
こちらは細かいカットをいくつもつなげていって作っている。
テンポよくカットがどんどん切り替わっていくので
スリルがダイナミックに伝わってきた。
笑えるところも随所にあっていい映画だった。
映画はすべてを見せる必要はない。
退屈な部分はどんどん省いていけばいい。
よりドラマチックに、感情に訴えかけるように編集を利用する。
リアクション・カットやディテール・カット、カット・アウェイなど。
あるいは視点の変化、カットバックやクロスカットなどなど。
ちなみに、カットバックには4つのパターンがある。
同じ時間/同じ場所、違う時間/違う場所、
同じ時間/違う場所、違う時間/同じ場所。
動画を作るための編集って面倒な作業だなぁと思っていたけど、
カットを意識したら、けっこう楽しいかもしれない。 ♪~(^.^)
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