店員に案内された席はカウンター席のはじっこ。
一番先にスシネタが回ってくる席。
一番上流。
言うなれば、ポールポジション。
そこに座った瞬間に、その声は聞こえた。
女「ねぇ~ねぇ~なんか~パなくうめぇんですけど~。マジ、パねぇ!」
声の方を見てみると、すごいギャルがいた。
典型的なギャル。
お笑い芸人が若干誇張してモノマネしているギャルを超越するようなギャル。
隣の席には、
こちらも典型的なギャル男。
完全に周囲のファミリーやカップルの客とはかけ離れたオーラをまとっている。
しかもウルサい。
と言っても、席がすぐ近くだったから音量自体は普通だったかも知れないけど。
半分ぐらい解読不可能な言語でやたらとしゃべっている。
聞きたくなくても、頭にその会話が入ってくる。
ギャル 「マグロ超うめぇんですけど!」
ギャル男 「マジパねぇよな」
ギャル 「ねぇ、マグロとトロってなにがちがうの?」
ギャル男 「おまえ知らねえの?マグロのメスがトロだっつーの」
ギャル 「そっか~。お前あたまいいな~」
なんて会話が入ってくるおかげで、
たまたま近くに座った大人達は、
ツッコミたくてしょうがなくなるのであった。
芸人でもないのに。
意味を知ってるのか知らないのかどっちでもいいけど、
ギャル男 「このスシ、ボンボクラ~」
とか言ったりする。
ただでさえ、ファミリー客やカップル客だらけの店内にひとりぼっちという孤独感に苛まれていたオレは、無性に・・・大人げなく、無性にムカムカしてきた。
ただでさえ腹が減っていたし。
そこで、オレは彼らが食うであろうスシを彼らの手元に届く前に全て食ってしまうことにした。
なんせオレはポールポジション。
しょうもないことはわかっていたけど。
そこからオレのしょうもない戦いが始まったのだ・・・
続く
一番先にスシネタが回ってくる席。
一番上流。
言うなれば、ポールポジション。
そこに座った瞬間に、その声は聞こえた。
女「ねぇ~ねぇ~なんか~パなくうめぇんですけど~。マジ、パねぇ!」
声の方を見てみると、すごいギャルがいた。
典型的なギャル。
お笑い芸人が若干誇張してモノマネしているギャルを超越するようなギャル。
隣の席には、
こちらも典型的なギャル男。
完全に周囲のファミリーやカップルの客とはかけ離れたオーラをまとっている。
しかもウルサい。
と言っても、席がすぐ近くだったから音量自体は普通だったかも知れないけど。
半分ぐらい解読不可能な言語でやたらとしゃべっている。
聞きたくなくても、頭にその会話が入ってくる。
ギャル 「マグロ超うめぇんですけど!」
ギャル男 「マジパねぇよな」
ギャル 「ねぇ、マグロとトロってなにがちがうの?」
ギャル男 「おまえ知らねえの?マグロのメスがトロだっつーの」
ギャル 「そっか~。お前あたまいいな~」
なんて会話が入ってくるおかげで、
たまたま近くに座った大人達は、
ツッコミたくてしょうがなくなるのであった。
芸人でもないのに。
意味を知ってるのか知らないのかどっちでもいいけど、
ギャル男 「このスシ、ボンボクラ~」
とか言ったりする。
ただでさえ、ファミリー客やカップル客だらけの店内にひとりぼっちという孤独感に苛まれていたオレは、無性に・・・大人げなく、無性にムカムカしてきた。
ただでさえ腹が減っていたし。
そこで、オレは彼らが食うであろうスシを彼らの手元に届く前に全て食ってしまうことにした。
なんせオレはポールポジション。
しょうもないことはわかっていたけど。
そこからオレのしょうもない戦いが始まったのだ・・・
続く