海岸線は見えないが山の奥まで津波は来ている。
山間を抜け飛び込んできた景色に愕然。廃墟と住宅の基礎のみが残っている。

小高い所にある、志津川中学校から見た景色はTVでもよく見ていた景色。
以前何があったかは知らないが、何もないことだけは事実。
その場で、㈱ヤマウチの山内社長から3.11の話を聞く。
山下さんが生き延びたのは日ごろからのシュミレーション。
いつ来るかわからない津波に備え逃げるための練習を何度も繰り返していた。
1949年創業の創業。鮮魚・かまぼこ・商店を経営。海岸線にある工場や倉庫、自宅まで全流出。
南三陸町は10分で消えた。
南三陸町人口約1万7000人 死者541人 行方不明者664人 家屋全壊3,167棟 家屋半壊144棟(6/14現在)


被災した地域(南三陸で言うと80%)には建築制限が布かれ新築を立てられない。
行政・民間などで議論する道路整備・街づくり計画が立たない、
そのための予算化が進まないことが復興の妨げになっている。

至る所にこのようにスクラップが残っています。

こちらは防災センター
遠藤未希さんが最後まで任務を全うしたところです。

小高い丘の上にある家でも被災。津波の凄さがわかります。

日頃はこんなに穏やかなのに・・・17:00頃の月
今後雇用の受け皿となる企業が出てこなければ、
半年後には人口は約半分まで落ち込むと言われています。
気仙沼の被害状況
死亡者1026名 行方不明383名 被災世帯950世帯(35%) 被災事業所 80%
25000人が失業(労働人口の8割) 3500隻⇒500隻 地盤沈下74cm JR不通


人も企業も、震災からの復興に必死。
嘆いていても何も始まらない、前に進もうという強い意志を感じる。
何もかも失った被災者がなぜここまで頑張れるのか?
会社の再興だけでも必死なはずなのに何故町のためや地域のために必死に頑張れるのか?
被災者には補助金はあるが、中小企業に助成金はない。
経営者として、自社で借金し、社員のために、地域のために頑張ることが当たり前なのか?
今回話を聞いた経営者は、皆口をそろえ価値観が変わったという。
お金の価値、土地の価値、人への感謝、1人では何もできない事実・・・
何よりも生きるか死ぬかだと・・・
被災者の不安を解消するには希望を示すこと
雇用を生み出す、仕事をつくることが一番しなければならないこと
仕事をつくらなければ町が消える
そんな地域愛が頑張れる原動力なのだと思う






