風邪をひいた。


普段、生理痛が重い以外にめったに病気をしないワタシ。

妊娠した今は、生理がないので無敵なはずのワタシ。

ちょっと強気になっていた。

なのに。



風邪をひいてしまった。



本には、「妊娠すると抵抗力が落ちる」 なるほど。

そのうえ、今までツワリでろくに食べられてなかったし、寝てばかりだったから

体力も落ちていたわけで。

そこに するりと入り込まれてしまった。

ちきしょう。



薬を飲めない妊婦。

風邪をひいてしまった。



熱も出てきた。

測ってみると、 37度1分

ワタシは平熱が低く、 36度しかない。それを切ることもある。

なので、7度をこえるということは…

みなさんの平熱に1度プラスした状態。

…つまりはそういうことだ。

とにかく ポワポワして クラクラした。



さぁ、どうしよう。


風邪って、どうやって治すんだっけ…


弱気なワタシ。

こんなことを熱の中 ボーっと考えていた。


すると。



「水には解毒作用があるんだよ」



声が聞こえた。

実際には、前に内科のお医者さんに言われた言葉を思い出しただけかもしれないのだが、

そのときは、声となって聞こえたような気がした。



そうだ。

ワタシには 「インフルエンザをワクチンも薬も使わずに完治させた」 という

輝かしい実績があった。



去年のインフルエンザ大流行の時、生徒からもらったインフルエンザ。

でも、生理予定日間近で、妊娠の可能性がなきにしもあらずだったので

ワクチンの注射や薬はやめることにした。(結局妊娠してなかったんだけど)

その時に、「水には解毒作用がある」から、とにかく水をたくさんのみなさいと教えられたのだ。

そして、「ひたすら水を飲んで、ひたすら寝て、ひたすら汗をかく」 という方法で、

3日で完治させた。

お医者もびっくり。

「本当に、水だけ?」

と、自分が教えてくれたくせに、疑う始末。



修正しよう。

ワタシは 「インフルエンザをワクチンも薬も使わずに 水のみで 3日で完治させた女」 だ。



これを思い出したら俄然、自信が湧いてきた。 

「治せる」という自信。

インフルエンザに勝ったワタシが、たかが風邪に勝てないわけがない!

弱気だったワタシが、再び強気に。



ワタシの闘いは始まった。

水を飲み、寝て、汗をかく。

昨日は一日中それに徹した。

夜になると少し食欲も出てきたので、晩ご飯は、ニンニク餃子辛ネギ

闘うためのエネルギーを入れてやった。

空から降ってきた救援物資を拾う、ワタシの中の闘う人々が目に浮かぶ。

そしてまた水を飲み、寝て、汗をかく。



そして今朝…

目覚めると、とてもすっきりしている。

鼻水も風邪の終わりを告げるような鼻水。

熱を測ると、36度。


やった…

またも、やった…

完全勝利。



とはいえ、風邪をひくのはイヤだ。

うがい手洗いをさらにこまめにしようと心に決めた。

今回は、無敵だと思っていた心の隙につけこまれたのだ。


と、反省しつつも、ニヤリとするワタシ…