泣きじゃくる気持ちを、鬼乃面で覆い隠すすような…

規律をただし頭皮を引き伸ばし、右側による痺れを抑え込ませ、

眼球を見開き前へ突き動かす。

荒れ狂った言葉が、外に放出しようとすると、途端に消え去る。

言をつくろうと、同時に…そこにあったものは、もう無い。

あるのは新な言柄で、ただ繋げていく事で、何処かへ向かおうとしている。

何処かへ向かう途中で再会を果たす言葉はなはだ筋違いでも、どこか似た歩みを感じさせる。

痺れわ続き何かを訴えかける…

痺れが言葉を生む訳ではなく、はなから用意してあるのと、取りつくろう造ろうとするものとが入り混じる。

次第に、困惑と緊張の面は、静かに抜け落ちた遠い眼差しをした能面に移り変わり、

こぼれる息をゆっくりと拡がりの中へ施していく…



チラつく散りがヒラヒラと…漂うわせる意思の手が、舞い煌きを隠す着物の帯をほどく。




ころころ…ころころ…何処へ逝くの。




「そこのアンタわ聞いた事があるかい?」

夜花の雫の垂れる音…ピタリ…ピタリ…ポタリ、ポタリ。

「そんなの、しらねぇよ。」

そりゃ…そうさ、聴けるもんじゃない。 聴こえるもんじゃないからね。

しかし、ねぇ…あるんだよ。



知ってか知らぬか、一人が二人、二人が一人。

重なりあった真ん中で、言葉が産まれた音のなか…




















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