テニプリ語りを書き始めたらとても1日じゃ終わりそうもなかったので、まずはコチラの感想から。
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夢の島で猟奇的な餓死死体が発見された!?捜査を担当することになったのは警視庁刑事の上條嘉成。鍵を握るのは第一発見者の少年だ。ところが保護者として現れたのは、臨床心理士の瀬名智秋。なんと上條が高校時代に可愛がっていた後輩だった!!変貌を遂げた瀬名との再会に驚く上條だが…!?謎の連続殺人を機に一度終わったはずの男達の運命が交錯する―英田サキ渾身の新シリーズ。
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謎の餓死死体遺棄事件を機に、高校時代の後輩で臨床心理士の瀬名と再会した警視庁刑事の上條。 変貌を遂げた瀬名との距離に戸惑いつつ捜査を続けていたが、ついに第二の餓死死体が発見され、 事件は連続殺人へと切り替わる──。猟奇的な遺体に隠れた犯人の正体は!? 一方、瀬名の従兄で 東誠会若頭の新藤とその愛人・葉鳥も、同じく犯人を追うが……!? 急展開のシリーズ第2弾!!
以下ネタばれ注意!
1巻を読んだのが7月11日で、2巻を読んだのが12月25日…忘れちゃいますよね~(;´▽`A``
でも一応大筋は思い出せたので問題なく読むことができました。
色々あったわりには、事件も2組のカップルもあんまり進展した感はありませんでしたけど。
英田さんのサスペンスものですが、ちょっと期待してたものとは違ったかな。
もっとひりひりした焦燥感みたいなものを感じたい気もしたんですけど、うん、これはこれで面白い!
陰惨な事件や祥という難しい存在にも関わらず、どこかほのぼのした感じもあります。
上條のおかげなのかな。
上條はおっさんくさい言動に比べて葛西リカコさんのイラストがカッコよすぎ!
2巻のお墓参りの私服シーンなんて誰?!て感じですけど、実際34歳(でしたよね?)でまだ若いんですもんね。
祥っていう若い子がいると相対的にオヤジ臭くなっちゃうのかな。
瀬名は高校時代から変貌を遂げた、とは言ってもやっぱり可愛い後輩。
母親の死と秘密、新藤さんに捨てられた傷を引きずって、高校生の自分がまだ残ってますし。
上條も瀬名にとっては大好きな先輩のままだから、元々お互いに好意を持ってるわけで、今回体の関係を持ってもあんまり進展したって感じじゃなかったですね。
上條は「俺はホモじゃない!」てしつこく言ってたわりには前から十分やる気はあったし。
あとこの2人って何か情緒ってものがないんですよね。
もう好意も体の関係も持ってる上で、これからどんなカップルになっていくのか興味があります。
葉鳥は1巻ではあんまり好きじゃなかったけど、2巻では瀬名より好きかも。
なんだかんだ言っても周囲に大切にされてきた瀬名とは対照的なキャラですね。
新藤さんが本当に好きで、見返りじゃなくその自分の気持ちだけで突き進んでいきます。
決して前向きな感情からではないんだけど、がつがつ前進していくキャラが好きです。
新藤さんは1巻ではまだ瀬名に気持ちを残してるのかも、と思ってましたけど、意外にも既にちゃんと葉鳥を選んでるんですね。
それを葉鳥が信じていないのがまた…あとは葉鳥の問題なのかな~。
1巻で読んでの新藤さんのイメージと、2巻のイラストが違ってました。
もっとがっしりしたイメージでしたけど、記憶違いかな。
葉鳥だけじゃなくて、組や娘や瀬名と大切なものが沢山ある人ですね。(娘は本当の子供じゃない?)
新藤さん視点がないので、何を考えてるのかイマイチわからない人ですけど、瀬名と違って懐が大きく、大人になったんだな。
2組ともカップルとしてはもう成立してるんですけど、まだちぐはぐな部分があって、そこがどうなっていくのか楽しみです。
事件の方は真相より祥、ヒカル、ケイの人格がどうなっていくかの方が気になってます。
多重人格を取り扱った話ってあんまり読む機会はないんですけど興味深いですね。
それぞれの人格が祥の一部ではあるけれど、個々の自我はある。
もしそれが元の人格に統合されたら他の人格は死んだことになるのか。
自分が死んでも誰も悲しまないと言われて、返答に困った上條の気持ちがよく分かります。
続きはまた半年後くらい?
3巻では終わらなそうですね。