突然ですが…


昨日の8月31日15:40にくり坊はお空に帰りました。

8月12日あたりから、くり坊の体調がどんどん悪くなって、入退院を繰り返しており。

8月30日に退院してきた時は、以前よりも元気に見えて安心したのですが、やっぱりお水も飲まないしごはんも食べなくて。

薬も大量で、2時間毎にのませなくちゃいけなくて。
イヤイヤするくり坊がほんとにかわいそうで、それでも元気になってほしかった。

8月30日の退院の際に、48時間以内に食欲が戻らないようであれば、別の処置を考えましょうと言われていて。
でももうあの状態で48時間なんて待ってられなかったので、昨日の朝に再度救急病院へ連れていき、チューブフィーディングの処置をしてもらうことにしたのですが…。

ただ、チューブフィーディングの処置をしたとしても、一時的なもので、くり坊の食欲は戻らない状況であること、くり坊の現在の状態は腎臓に加え、心臓にも大きな負担がかかっていること これを意味するのは、処置をしたとしても長くてもあと数日の命であることを説明されました。

薬の投薬も、彼にとって苦痛でしかないけれど、おそらく彼の性格を考えると大好きなわたしたちの為に薬を受け入れている状況だろうと。

もちろんチューブフィーディングの処置を希望すれば処置をするけれど、それはくり坊にとって更に苦痛を与えることになること。

それならばもう苦痛を与えることなく眠らせてあげたほうが彼にとって良いだろうと言われました。

そんなこと言われるとは想像してなくて。
病院に連れて行って、チューブフィーディングしたら元気になると思っていて。
でも、くり坊のからだの状況はもう限界まできているのは、信じたくないけれど見ていたらわかる。

それならせめて家に連れて帰って、彼が落ち着いた状況でいかせたいと伝えたところ、それは彼にとって数日間飲まず食わずの苦痛を与えることになり、最後は苦痛の状態でいかせてしまうことになる。
これはくり坊にとっても、そしてわたしたち夫婦にとっても、強くおすすめはしないと言われました。

そして、今日であればくり坊は穏やかに痛みや苦痛を感じることなく眠ることができると。

ドクターは、別室にいるので夫婦でよく話し合ってと言われ、夫と話し合う時間を与えてくださいました。

くり坊をいかせたくない。
あの子がわたしたちの元からいなくなるなんて考えられない。
このまま家に連れて帰って、最後までいっしょに過ごしたい。

でも、くり坊にはもう苦痛を味あわせたくない。
入退院を繰り返して、何度もさびしい思いをさせたくない。
前回入院してお見舞いに行った時、くり坊はわたしたちの姿を見た瞬間にかけよってきた姿が忘れられない。
知らない場所での入院は、よっぽど心細かったんだろうと思う。

たくさんふたりで話して、ドクターとも話した結果、くり坊を眠らせてあげることにしました。

その後、別室を用意していただき、3人で過ごす時間を作っていただきました。
救急病院だから、24時間あいているので、気持ちがすむまでいつまででといてくれたらいいと言ってくれて。

看護師さんに連れてこられたくり坊、すぐにわたしたちのところに走ってきて腕の中に飛び込んできてくれました。

この可愛い子とお別れしなければいけないこと、そんな現実が受け入れられなくて…。
くり坊の前で泣きたくないのに。

日本は真夜中だったけど、くり坊をかわいがってくれた実家の両親にビデオ通話でくり坊の姿を見せて、お別れをしてもらいました。

何度も何度も離したくない このままそばにいてほしいと思ったけれど、点滴をはずしたくり坊は、この短い間にもみるみる体が痩せて、顔がこけてきて。

くり坊と過ごすうち、くり坊がすべての状況を理解しているとわかる瞬間がありました。
そしてそれはわたしだけではなく、夫にもその瞬間がわかり、同時に顔を見合わせてびっくりして。

夫とくり坊と3人でたくさんハグをして。
いつものようにわたしの膝にのってうっとりしたり。

3時間くらいいっしょに過ごしていたら、くり坊から「今だよ」と言ってくれた気がしました。
そして、それはまた、夫も同時に同じことを感じて「今だよ ってくり坊が教えてくれた」…と同じことを言って。

ドクターを呼んだら、くり坊はもう力が入らなかったけど、自らわたしたちの真ん中に座ってわたしたちふたりにだっこされる体勢をとりました。

ドクターもすごくくり坊を褒めてくれて。
さいごにとても温かい言葉をかけてくださいました。

そしてくり坊は、ほんとに穏やかに、わたしたちにだっこされながら眠りました。

くり坊がいない家はほんとに寂しくて、今はまだ泣いてばかりいます。
でも、くり坊を眠らせてあげたことはわたしたちは後悔していません。

くり坊をなんとか元気にしようと、できることは全てやりました。
そしてくり坊もがんばってくれました。

くり坊はこれまでたくさんの人たちに愛された幸せ者だと思います。

かかりつけの動物病院の先生は毎日電話でくり坊の様子を確認してくださったり、アドバイスやすぐに薬を処方してくださったり。

救急病院でもくり坊を見るなり「chestnut boy❗」と、みんなで声をかけてくださったり(わたしが「くり」と「お」の意味を教えてあげた)

もちろんブログでもみなさんにかわいがってくださったり。

友人たちや実家の両親にもそれはそれはたくさんの愛をいただきました。

そんなくり坊のさいごを、わたしたち夫婦の最大の愛に包まれた状態で見送ることができて本当によかったと思います。

くり坊が教えてくれたタイミング。
本当にさいごのさいごまでくり坊はいい子で、わたしたちのことを愛してくれたと思います。

わたしたちも必ずくり坊のところへ行くから、それまで待っていてほしいです。
必ずまた会えると信じています。

しばらくは泣きっぱなしになるかと思いますが、姿はないけれどいつもくり坊は心の中にいるので、この悲しみを夫婦で乗り越えていこうと思います。