現在、ビザ手続きの為、日本とアメリカの別居婚をしている我々夫婦。


毎日電話で話をするのですが、心配性の夫はいつも


「知らないひとにキャンディあげると言ってもついていかないように」


…など、とんちんかんなことを最後に添えます。


あのひと、わたしのこといくつだと思っているのかしら。

夫いわく、わたしは好奇心旺盛すぎるそうです。


そんな夫、日本にいる頃からずっと、わたしに護身術を習えと要求してきます。


今は在宅勤務なので外出することが減ったのですが、昔から(子供の頃から)かなりの確率で変なやつに追いかけられたり、話しかけられたりだのこわい目にあっていました。


そのたびに、夫はとんでもないこわい顔で


「じぶんがいっしょだったら、ただじゃおかないのに…❗️」


…と、物騒なことを言っていました。


元Navyだった図体のでかい夫、それはそれは迫力満点です。

ちなみに夫は趣味で、イスラエル軍の戦闘術だかなんだかを教えているところへ通ったり、とにかく危機管理能力(?)に長けていました。


一方わたしはけっこう頻繁に変なやつに遭遇する為、あげくには


「キミはもっとタフにならなければいけない。ちょっと弱々しく見える」


…などと言い出し、わたしに護身術を習えと言い始めたのです。


屈強な男に比べたら、わたしなんか日本おリボン党の党員だし(このお話はまた今度🎀)、強さとは真逆のところにおります。


でも、おリボンつけたおなごが実はとんでもなく強かったらステキだろうな アメリカ行ったら「wa-o karate kid❗️」なんて言われちゃったりしてさぁ などと、妄想し、ちょっと通ってみようかなと、なぜかブラジリアン柔術の門をくぐりました。


そこで体験教室に参加したのですが、転がされたり、つかまれたり、痛い思いをして2度と行くものかと誓いました。


わたしの「wa-o karate kid❗️」の夢は早くも崩れました。


でもいつか強くなれたらいいなと、羊毛フェルトをチクチクしながら思っております。