現地時間16日、給与未払いを理由にストライキを決断した責任を問われ、代表戦15試合の出場停止処分を科されたカメルーン代表主将のFWサミュエル・エトー(アンジ・マハチカラ/ロシア)。代表チームの主力である同選手に下った厳罰に対し、国内では処分を科したFecafoot(カメルーンサッカー連盟)に大きな批判の声が上がっている。ロイター通信が報じた。

 カメルーン代表メンバーは、モロッコで4カ国が参加して行なわれた国際試合の出場給が払われていないと訴え、主将のエトーがストライキを決断。この結果、先月予定されていたアルジェリアとの国際親善試合は中止となった。その後、同選手と副主将のMFエヨング・エノ(アヤックス/オランダ)がFecafootから聴取を受け、エトーに15試合の、エノには2試合の出場停止処分が科された。

 カメルーン国内ではこの処分を不当だとFecafootを批判する者も多く、同国サッカー界の労働組合からは、これは代表チームを破壊するものだと強い非難の声も。処分撤回のために行動を起こすと明言するなど、サッカー熱の高いカメルーンで今回の問題は大きな物議を醸している。

 カメルーン代表として3度W杯に出場し、同国の英雄と称えられるロジェ・ミラ氏は、「これは実質的には3年間の停止処分だ。30歳であるエトーにとっては好ましくないことであり、早いうちに彼が代表の舞台から身を引くことになってしまう」と、今回の処分をきっかけにエトーが代表引退を決意するのではないかとの懸念を示した。

 さらにミラ氏は「(ストの)決断をしたのは代表チーム全体なのに、どうして一人の選手がこんなに厳しい処分を科されなくてはいけないんだ? これはフェアじゃない」と、Fecafootの対応を強く批判した。

 この批判に対し、Fecafoot側は「エトーは自らがすべての責任を取ることを受け入れていた」と反論。さらに、出場給の問題に関しては、問題となっている4試合について、出場給を支払うと約束した覚えはないとコメントしている。

 来年2月に2013年アフリカ・ネーションズカップ予選が迫り、6月には14年W杯アフリカ予選を控えるカメルーン。同国にとって、4度のアフリカ年間最優秀選手に輝いているエトーの長期欠場は、あまりに大きな痛手となる。


ISMより



サッカーについてはあまり詳しくありませんが、サミュエル・エトー選手は日本でも有名な選手ですよね。素晴らしいストライカーというイメージがあったので実に残念なニュースです。
今回は選手うんぬんというより代表選手に給料を払わないって発想に驚きですね。世の中には実に色々な国があるもんだと考えさせられます。

お金が動く以上金額がどうっていうケースは耳にしますが、払うか払わないかでモメるってのはなかなかないですね。もっとも記事にあるとおり、お金にならないならリスクを負ってでも出る試合ではないって解釈も妥当な気がします。代表に選ばれるくらいの選手ならどこかのクラブチームとプロ契約していて当然な訳ですし、そちらが本業なわけです。本業に影響するような事をするのはプロとしていかがなものか?って声も聞こえてくるでしょうし。


カメルーン代表がどうってのはコメントできませんが円満に解決してほしいですね。