やさしい薬膳講座 | いつも心に、幸せを。

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{74905617-9300-4A43-9A49-99FBAA4ACCFA}自分なりに栄養のバランスに気を付けて自炊していたものの、思いがけず病気を患ってしまい、睡眠と共に毎日の食事内容も見直す必要があるなと常々感じていました。

そんな時に、ピアサポートよこはまで「やさしい薬膳講座」が開催されることを知り、先月末に参加しました。

【ゲストスピーカー】
薬膳コンシェルジュ 石井はるえさん

【薬膳とは】
中医学の理論に基づき、食材や中薬を組み合わせたもの。陰陽のバランスを調え、病気を予防したり体力をつけたり治療効果を期待できる食事。

【陰陽とは】
自然界において関わりあいながら対立する2つの現象や物事を総括したもの。あくまで「相対関係」例:上と下     春夏と秋冬   熱と寒   明と暗など

【五行色体表】
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「宇宙の万物は、すべて木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)という5種類の物質の運動と変化によって生成されている」という考え方で、この学説に基づいて、自然界と人体を五行に分類し、表にしたものが上記の五行色体表(五行分類表)です。

【自分の体質をチェックしよう】自分の体質や症状にあてはまるものにチェックし、自分がどのタイプであるかを確認するワークが行われました。私は「寒」タイプでした。

【寒タイプとは】手足が冷える、クーラーが苦手など体を温める作用が不足している。風邪を引きやすかったり、水太りの肥満になりやすいタイプ。

【対策】身体を冷やさない服装を心がける。体を温める食材を選ぶ。適度なスポーツで筋肉をつける。入浴で冷えをとる。

【オススメの食材】しょうが、ねぎ、にんにく、にら、シソ、山椒、エビ、鶏肉、羊肉、黒砂糖など

【黒と白の食材】ごま、きくらげ、砂糖など黒いものと白いものがある場合は、黒いものが良い。

黒→体を温める作用がある。

白→体を冷やす作用がある。

【生もの、冷たいもの、甘いもの】内湿(胃腸の中で消化しきれなかったもの)が生まれやすいので、夜に食べるのは控え、火を通したものを食べるようにする。

【五味、五色をバランスよく取る】

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【オススメの調理法】
ゆでる、煮込む、蒸すなど消化しやすいもの。
焼く、炒める、揚げるなど熱が高くなるものは胃腸に負担がかかる。

【まとめ】生活養生が大事!
夜は23時ぐらいまでに就寝する。
お風呂は21時ぐらいまでにすませる。
胃腸を整え、労わる。(内臓を冷やさない)
発酵食品は体を温めるので取り入れると良い。

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薬膳料理は代替医療で、病気の改善や予防に効果があるという明確なエビデンスはありませんが、毎日の食事に取り入れて、すこやかに過ごしていけたら良いなと思っています。