※以下の内容は、「ピムシム」の個人的な見解に基づく考察です。
特定の球団・そのファンを断定的に批判する意図はありません。
野球の話をすると、必ず盛り上がるのが「阪神ファンと巨人ファンの違い」。
同じプロ野球を応援しているのに、雰囲気が全く違うんです。
応援スタイル
阪神ファンといえば、甲子園の鳴り物応援!
スタンドが揺れるほどの声援、トランペットの音色、そして、勝っても負けても大騒ぎ。
試合終了後も駅まで“六甲おろし”が響くのは当たり前。
もはや、「応援」ではなく「お祭り」です。
巨人ファンは、東京ドームで整然とした応援。全国にファンがいるので統一感はあるけれど、甲子園の熱狂に比べると少し“お上品”。
言うなれば、阪神が「夏祭り」なら、巨人は「歌舞伎座」でしょうか。
ファン層の違い
阪神ファンは地元関西に根付いた人情派。
親子三代どころか、人生丸ごと阪神にささげている人も少なくありません。ある意味、「負けに耐える力」も世界一かもしれません(笑)。
一方、巨人ファンは全国区。昭和の「巨人・大鵬・卵焼き」時代からの伝統で、全国に広がっています。ただ、阪神ファンからすると、「全国に散らばっているけど、甲子園のアルプススタンドにはなかなか勝てんやろ」と心の中でニヤリ。
野球観の違い
阪神ファンは、勝ったら泣いて笑って大騒ぎ、負けても「しゃぁないなぁ」とネタに変える。勝っても負けても楽しめるのが阪神ファンの強みです。
巨人ファンは「勝って当然」という気持ちが強い。補強でスター選手を集めてきた歴史があるので、勝っても驚きがなく、負けると「こんなはずじゃない」とショックが大きい。阪神ファンからすると、「勝つのに慣れ過ぎて、楽しみ方を忘れてるんちゃう?」と思ってしまうことも。
キャラクター性
ざっくり言えば、
- 阪神ファンは「熱狂的・人情・お祭り騒ぎ」
- 巨人ファンは「王道・伝統・全国区」
阪神が優勝したら甲子園周辺はお祭り騒ぎで、道頓堀に飛び込む人まで出てくる。巨人が優勝したら、「へぇ~、今年も勝ったんや」で終わる人も多い。
このテンションの差が、阪神と巨人の一番の違いかもしれません。
まとめ
どちらのファンにも個性があります。
でも、長年「優勝できない辛さ」を味わってきた阪神ファンだからこそ、1つの勝利や優勝に“人生最高の瞬間”を重ねられるのです。
巨人ファンが「当たり前」と感じる優勝も、阪神ファンにとっては「奇跡のお祭り」。
このギャップこそが、プロ野球を面白くしているのかもしれません。