長町武家屋敷や駅中にも支店があるけれど、小橋にある「あめの俵屋」本店

天保元年(1830年)から続く金沢の老舗店で…。

コチラの代表的な水あめ状の「じろ飴」は、俵屋の初代店主・次右衛門が母乳の出ない母親達のために作ったと伝えられており。飴の原料は米と大麦で、砂糖や添加物は一切使われておらず、穀物本来の甘味を楽しむことができる♪

小さい頃、ここからそう遠くない場所にある母方の無くなった祖父が、ワタシが遊びに行くと必ずこの「じろ飴」を買って用意しててくれてねぇ…。。

先祖代々の田畑を売っぱらって芸者に入れあげてた浮気モン&放蕩ジーサンだったらしいけど。
母が小さい頃のお出掛け服は、既製品ではなく全てオーダー品で。ハイヤーに乗り付けて花見をするような粋な面もあった祖父…。

花街を応援する旦那衆でもあったんデショかねぇ('';)
そ-いや蔵とか残ってたなぁ。
財産食い潰して貧乏な家にしたジーサンは、祖母にとっては不誠実で迷惑なオットでしかなかったかもしれないけれど、ワタシを含め孫達には凄く優しかった。。
そんな昔のことを思い出しながら頂いた「じろ飴」は、やっぱりどこか懐かしく…。
めっちゃ
ノスタル爺・・・
(* ̄ー ̄)