久しぶりに、元県庁だった歴史ある建物を上手く再生させた、しいのき迎賓館内にある『ジャルダン ポール・ボキューズ』へ行って来た。

2年前に誕生した金沢のグランメゾン。当日予約でもすんなりOKだった。

奥の広い席に案内されそうになったが、ランチだったし金沢城や石垣・いもり堀が見えるコチラはの方にした。夜は石垣がライトアップされて中々素敵なロケーションに変化する♪


軽くグラスシャンパンを。中身はドラモットで「あ~。サロンの絞りカスか…」と思ってしまった(笑) サロンは旨いけど毎年生産しないシャンパンだしね。

パン。

アミューズは。右からガス海老のコンフィーと林檎のコンポート、ミントの香り。毛蟹のムース、雲丹と海の香りのチュイール添え…ちょっと生臭かった。フォアグラのクロケット、根セロリのピューレ、トリフ風味。

フォアグラのフォンダン、コニャック"A.E.Dor"の香るコンソメと一緒に。

これは私好みのスープ♪

すずきのポアレと季節野菜のフリカッセ、アメリケーヌソース。
すずきを切ろうとしたら切れなくて。中を見たら半分生焼け!! しかも野菜のグラッセみたいなのが全く火を通してない生。有り得ないわ~!!(`Δ´)

生焼けポアレなんて臭くて食べれないからチェンジ!! 再び同じお料理が出てきたけど焼き過ぎてパサパサで風味がとんでた…。

そして、私のお肉料理が出て来た時。友人に先程の私のお魚料理と同じものが出てきたんだけど。最悪な事にそれも生焼けのポアレ!!…支配人が謝りに来てくれたばかりなのに。これは旨い不味い以前に基本的な調理がなってない。呆れ&怒りで黙って席を立った私達。

コチラの支配人、偶然な事に友人の知り合いだったらしく。淡々とクレームを言ってたから私は怒りをグッと我慢。
オープン一年目はディナーの下のコースから2万円の1番上のコースや、ランチと等と結構食べに来てたが今回はあまりにも酷い!!
予約時の電話受付の方だけは毎回感心する程に良い印象だが…。
そういや母の日のランチに伺った時、ディナーメニューのみしか出さない、こちらのスペシャリテでもあるスープを特別に追加料金を払って出して頂いた事もあったけ…。

1975年にフランスの料理人として初めてレジオンドヌール勲章(シュバリエ級)を受賞した氏が、その際のエリゼ宮での晩餐会で時の大統領V.G.Eに捧げたという伝説のスープ。

無理ついでにこれ又ディナーメニュー(1番上のコース)のオマール海老のお料理も出して貰い。ランチなのに3万近くもしたけれど母がとても喜んでくれたのを今でも良く覚えてる。
それはさておき。
この日はどうにも気分が悪かった私。この話をある知人に言ったら…その方は平松氏本人に直接電話したらしい(*´д`*)ヒャ~。
次回挽回するチャンスを欲しいと丁寧に謝っていたこちらの支配人。正直、あまり行く気はしないが…季節が変わった頃にでも1度行ってみようかな。

代官山のボキューズでも1度ディナーを頂きましたがそれは流石に良かったです。