************

『最終章』


数日後・・・


仕事復帰をし、普段と変わらない生活を送っていた・・・。



「じゃあお疲れ~」

「また明日」

「・・・ヤス!」

「ん~?何?酒井さん」

「この後・・・暇か?」

「一応・・・暇といえば暇だけど・・・」



「話があるんだ」



「話?」

「あぁ・・。隣の部屋でいいか?」

「どーぞ」


二人は別室へ・・・。

「何?」

「・・・あのさ、とても言いにくい話なんだが・・・」

「言いにくい話・・・?」

「あぁ・・」

「・・・北山・・さん?」

「・・・に近いような・・ものだけど・・」

「・・・はっきり言っちゃっていいよ。黒ぽんから聞いたんでしょ?」

「・・・・」

コクッ・・・



「あの時・・・感情的になって酒井さんを突き飛ばしてゴメン」

「俺は覚えてないから、謝られても困る」

「・・・で?用件は?」

「・・俺もヤスに辛い思いさせて悪かった・・・」

「・・いいって。もう仕方が無い事だから。それも人生なんだって・・・黒ぽんが教えてくれた」

「・・・ヤス」

「酒井さん」

「ん?」

「・・・今度北山さんを泣かしたら、俺は容赦なく奪うよ。好きな人を泣かせる所にいつまでもいさせたくない。北山さんには笑っていてほしいから・・。それだけは忘れないでよ」

「・・・泣かせない。もう二度とみんなの前で涙を見せない程・・・幸せにする」



「だってよ、北山さん!入ってきなよ」



「え・・・?!」

ドアに視線を向けるとそこには陽一が・・・・

「ゴメン・・・二人とも」////

「北・・・さん」

「あ~ぁ・・俺邪魔だね。帰るよ、酒井さん?じゃーね」


そう言い残すとヤスは出て行った・・・。

「ヤス・・・」

「・・・雄二」

「・・え?」

「もう一度・・・言って」

「もう一度・・?」

「さっきの言葉」


「・・・もう二度とみんなの前で涙を見せない程・・・幸せにします」///



ニコッ・・・


「ありがとう・・・」///

一度は崩れかけた・・・いろんな想いが・・今再び繋がった・・・。



みんな試練を乗り越えて・・大きくなった・・。





僕らは永くやってこれたから・・・



こうしてまた・・・変わらない生活が送れる・・・。



そう・・・月日がたつほど・・深くなる・・・



強い絆で・・・。Deep fetters..