やれやれ | 冥王星移住計画

やれやれ

いまさらだが、今日になってようやく、いろいろ容易じゃないな、と思うようになってきた。もともと楽観的な性格で、自分に甘いので、事業の先行きをかなり甘く予測していたが、どうもそんなに甘いものではなさそうだと思えてきた。「まずはすこし安めの料金設定にして、客を呼び込む」という算段だったが、「すこし安め」程度では不十分なようなので、しばらくはタダ同然でやることにした。

もともと資金はぎりぎりだったので、料金収入が大幅減となると、どうしたって立ちゆかない。

というわけで、アルバイトをすることにした。しばらくのあいだは客もあまり来ないだろうから、時間的余裕はある。週三日くらいバイトをしてみようかと思う。

だるいが、まあ、しゃあない。これも事業のためと思えば、そんなにつらいもんでもない。

家にいると腐ってしまいそうなので、どっかに出かけて、ファーストフードかファミレスでアルバイト情報誌でも広げようと思う。昔は絶対にできなかったことだ。「いい年して、あのひと、フリーターなのね」なんて思われそうで。そんなのはなけなしのプライドが許さなかった。が、いまは全然平気だ。目的があり、その目的のための手段と割り切っていればこそ、かっこわるいことでも平気でできる。

事業をはじめると、精神的に逞しくならざるを得ないというか、自然とそうなるものなのかもしれない。目的や目標のためには、余計なことなど構ってはいられない。「事業の成功」以外は目に入らなくなる。みんなきっとそうなんだろうと思う。なりふりかまわず、がむしゃらになるんだろうと思う。

健全すぎる。前向きすぎる。
以前はそんなのとは対極にあった。徹底的にニヒリズムだった。ニーチェの言葉を借りるなら、深淵を覗き込み、深淵にとらわれていたからこそ、いまは光がことさら貴重に思えるのかもしれない。

というわけで、いまから外出してこようと思う。08:11。外はいい感じに曇っている。自転車で出かけるにはちょうどいい。雨が降りそうな気配もあるが、多少は濡れても構うまい。