降り積もった埃 | 冥王星移住計画

降り積もった埃

 打ち捨てたはずのあばら屋に、およそ五ヶ月ぶりに帰ってきました。通りかかったかたがたがこのくたびれ果てた廃屋をながめて何を思うのかと考えると、いっそのこと潰してしまおうかとの思いが頭をよぎります。
 これまで何度もそのようなことをくりかえしてきました。ブログを開設してはつぶし、あるいは放置し、遊牧民というよりは逃亡者のように、あちこちを転々としてきました。ここを安住の地と定めようと思ったのもつかのま、またわるい癖が出ました。
 抹消という手段はもはや選ぶまいと決めました。乱文・雑文ながら、さしあたって個人的な記録として保持しておいたとしても、すくなくとも自分にとって不利益はあるまいと思います。

 もはや訪ねてくる知己もないものと思いますが、書き置きのようなものを残しておくことにします。といって、べつに三途の川の彼岸へと向かうわけではありませんが。

 これまでの日々について、生活について、過去については、いまさら事細かに語りますまい。おおむね低調な自堕落な日々をのたりのたりと過ごしてきました。
 近況報告のみということで申し上げれば、またひとつ小説を書き上げました。まだ若干の──場合によってはおおがかりな──手直しが必要ではありますが、とにもかくにも完成に至り、明日の昼までに職員室に提出せよといわれたとしても、どうにか提出は可能であろうというような状態ではあります。
 目下、これを売り物として成立させるというのが自分のなかで最重要課題となっています。場合によってはおおがかりな手直しが必要というのはそういう意味です。「なにか賞をとれるかな、どうかな」ではなく、たとえその過程で脳みそが20%くらい溶けそうなほどのアクロバティックな改変が必要となろうとも、是が非でも出版できるようなかたちにもっていこうと覚悟を決めています。切羽詰まっているというほど精神的に追い込まれてはいないつもりですが、ここが正念場といいますか、最後の勝負所と思っています。

 さしあたりここは放置の予定です。近々、はてなかどこかに引っ越して、あらためてブログをはじめてみようと考えています。