Tegan And Sara | 冥王星移住計画

Tegan And Sara

シンプルすぎる。なのにいい。だからいい。
"Walking With A Ghost"って曲が彼女たちの特徴をよく表してる。とてもシンプルな構造をしてる。サビは16小節。4小節・4小節・2小節・2小節・2小節・2小節ってかたちになってる。おなじ旋律ばかり繰り返される。ちょっと長めのものが二回のあと、その半分の長さのものが四回つづく。
そんなサビとサビのあいだをつなぐ、いわゆるAメロは、8小節が二回だけ。ここでもおなじもの。おなじ8小節がたった二回。
まとめると、[4/4/2/2/2/2] [8/8]ってかたち。で、4小節群・2小節群・8小節群それぞれにおいて、ほとんどおなじものをずっと繰り返す感じ。曲だけじゃなく、歌詞もそんな感じ。

延々とそんな単調な反復をつづける。編曲もシンプルそのもの。特にギターは最初から最後までずっとおなじ四小節を刻みつづける。その四小節にしても「ギターはじめて二週間」というひとでも弾けそうなほど簡単なもの。コードを刻む練習にはいいかもって思う。
それでも退屈せずに聴けるのは、旋律そのもののよさと歌唱力の高さによる。前衛音楽とかならともかく、ポップス系でこんな単純なのを成立させてしまうのはすごい、と思った。