ネタなし日記 | PLUTO@税理士日記

ネタなし日記

 秋の気配を感じる倉敷市で頑張るpluot@税理士です。


  「子牛の授乳」
本日は「ネタ切れ」にて、書くことないです。
で、仕方ないので昔々にmixiで載せてたプログで面白そうなのを載せますね。

…何が面白そうかと言うと「巨乳好き」な人達には気になる話題であります。
PLUTO@税理士日記


実は私は畜産牧場を何件か顧問に持っていまして、そんな私に乳牛の質問があったのです。
それに対して、農業・漁業・林業の一次産業専門の田舎税理士の回答です。

*** *** ***
 質問 乳牛の乳は搾られて売られるけど…子牛の授乳は、どうなのか。
    それだと子牛の飲む元乳に回せないのでは…
    現在の畜産業での子牛の成育とは…
PLUTO@税理士日記


 1、子牛が産まれると…
 基本的には、生まれて雄子は二ヶ月程度で博労さんに売られてしまう。
 博労さんから、市場を経て肉牛生育農家が買取り1~2年で生牛になり、肉市場に出荷されて、殺されて肉になっちゃう。

 狂牛病の風評が流れたときは、この子牛が売れなくて…
 産まれたての雄子は博労さんが引取り、市場取引で売れず
 肥料会社がその子牛を引取り、殺されて肥料にされたりしたとか、悲しい話を聞きました…。

 雌子は、そのまま牧場に残されて大事に育てられ飼う。
 雄と雌ってのは、かくも扱いが違う。(^^;

 つまり、雄牛は「精力絶倫の種牛」にならない限り「俺達には明日がない」なのです。
PLUTO@税理士日記


 2、子牛の授乳
 この場合、牧場によって違うけど…
 概ね産まれて一週間くらいは母親の乳で育てて
 それからは粉ミルクで育ててしまう。
 そして、24ヶ月で大人の乳牛となる。

 そして、それからは
 雌子の牛は、ずっと妊娠・出産・赤ちゃん授乳状態にさせて母乳が出る状態を続ける…。
 この状態で、3年~5年乳を搾り続け、その後「老廃牛」となって肉市場に出荷されて、殺されて肉になってしまう。
 放牧場態度で乳牛を育てると8年程度は大丈夫なんだけど、それだと牧場の採算が合わなくなるので毎日搾乳二回してます。
PLUTO@税理士日記


 3、乳
 これは牛の血液が乳に変化しているので栄養価は高いけど…
 元乳を人間が直接飲むと、栄養価が高すぎて体を壊す場合もある。
 一昔前は牛乳を温めるとタンパク質の薄い幕が出来てたけど今は出来ないでしょう。

 これは、適当に脂肪を抜いたり、たんぱく質を抜いたりして成分調整をして売られているんです。
 因みに、牛乳をのむなら「低温殺菌」の「成分無調整」がいいです。

 低温殺菌とは低温で少しの時間殺菌をするまですが牛乳の細菌が全部死なないんのです。
 そして高温殺菌は一気に温度を上げて元乳の成分の全てを破壊しちゃうんですよ。

 この場合の「成分無調整」とは、たんぱく質・脂肪等々を抜いても「無調整」と言い、他にカルシュウムとかの成分を追加で入れると「調整牛乳」と呼ばれます。

 調整牛乳って、粉ミルクにバターを溶かした「白色のジュース」だったりするんですよ。
 だから、私は牛乳を買うときは「成分無調整」の「低温殺菌」を買ってます。

 本日は、とても手抜きなプログとなりました。ニコニコ


PLUTO@税理士日記
1、畜産業、岡山の田舎では大凡50頭前後を買うのが平均的です。
2、昭和の時代は50頭の乳牛で年間の儲けが1000万円ほどあったのですが…
3、ここ最近は飼料代の高騰、原油の高騰等々で年間の儲けは200~300万円前後まで落ちてます。
4、これは農業だけでなく漁業なんかもそんな感じです。
5、日本の農業行政って減反政策をしたかと思うと、自由化を進めてみたり…、補助金政策にしたり
6、結果として、今の農業ってほとんど滅びかけているんですよ。
7、でも、それは一般国民って知らないんですよね。
8、でも、事実として深刻に進んでいたりしますね。


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