詩を書くたびに自分は小説家を目指すよりも、詩人を目指す方が向いているのではないかと考えてしまいます

それは本当のことで
書こうと思って、今だに書き終わっていない物語が沢山残っていたりします

けれど、今の時代で詩人として世に立ち向かえるか、というとそんなに甘くはないんです

昔の時代でも、きっとそうでしょう

詩を書いて、たとえ本になったとしても砂漠の中にある一粒の種を探すみたいに、絶望的なんです

お金で腹は膨れても
夢だけでは膨れません

だからたぶん
これは“したいこと”には当て嵌まらないんじゃないかなあってぼんやりと考えたりします

確かに詩を書くのは楽しくて、心が洗い流されるような気分になるんです

でも、それは趣味の範疇なんじゃないかと思います

本当に自分が“したいこと”、やりたいこと、やらなきゃいけないことは、もっと別の……

例えば
現実的に勉強、とか(笑)

そんな感じに別のものに置き換えることが可能なんだと思います

詩を書く、ということが私にとっての『特別』である限り、置き換えることは可能なんでしょう

とは言ったものの私の書いているものが、詩かどうかもわかりません

その時々に思ったこと……独白に近いものであるからです

だからこそ
彼女に伝えたかった言葉や、今や昔の自分の感情は、置き換えることはできません。なかったことにすることもできません

あの時こうしていれば、って「たら・れば」で悔やんでも時は戻ってきてくれません

なぜなら私は今この瞬間も変わっているからです

辛くても悲しくても進む以外なくて、振り返ることはできても、戻ることはできない

今日はこう思ったことが、明日にはまったく別のように思っているかもしれない

そんな矛盾を抱えて私は生きるのです

詩人として生きていくのはできないけれど、せめて旅人として生きたいと

祈ります

この想いが
変わりませんよう



この詩を読んでくれたすべて方々に

ありがとう