人と言うのは、何かあると言葉にしたくなる生き物。

そして因果なことに、その「何か」は残念な事が多い。これ、人のサガ。

と言う事で振り返りながら「何か」をメモとして。


確かにタイに滞在中、頭痛があった。

なんとなく、普通の頭痛じゃないなと直感で分かってた。

どちらかと言ったら、後頭部も違和感ありありだったから、髄膜炎再来か?と思ってた。


ま、でも明日色んな科の外来だしー。髄膜炎だったらしばし入院だなぁー、と一応準備だけして寝た前夜。

お腹もピー子じゃ無かったからINRが振り切れてるとは全く想像してなかった。


翌朝、ロキソニン飲んでもあまり効果なしのまま血液検査をしつつ、死んだ魚のような顔をして結果を聞きに行った。

結論、INRが振り切れており「今にもやべー、どうしよ?」と私よりもプチパニックな内代の先輩女医を尻目に、「神経内科の〇〇先生にこの場で電話して欲しい」とむちゃくちゃな事を言いつつCTを取り付けた。これ禁じ手だけど結果的にこれが命を繋ぐ。

GOOD job ME!


ただCT撮って異常無ければあとはマルクからの髄膜炎診断だから、とりあえず他が何も無ければ、と思いながら受けた。


で、CT撮って外来に戻ろうとした時に、なぜか車椅子が用意されたのを見て、あれ?まさかの?こりゃヤバいことになってるんだなと。

その後処置室に来てくれたまじでお世話になってる医師が、「電話してくれて良かったよー」と言いに来てくれた。

またもや彼のおかげで命を繋ぐ事が出来た。


結論、脳出血。まさか出血してたとは。

そしてまたもや入院生活スタート。


アビサラ、必ず迎えに行くからねっ!