最近、日本の小売業でも、QCやリーン・シックスシグマ、トヨタのカイゼン手法を採用する企業が多くなってきた。

我々も、この手のご相談が最近非常に多くなってきた。

例えば、店舗オペレーションのカイゼン。

ストアーチェーン展開をする某企業では、店舗の業務の棚卸しを実施。

その結果、大中小の項目で約400の項目に分類した。

各業務にかかる時間をストップウォッチで計測し、各業務のムリ、無駄を判定していく。

そうすると、発注業務や検品作業、本部と店舗の売上報告業務など、間接オペレーションのムダやムリを見えてくる。

小売業では、適正な作業を適時実施できるようにするための、「適時化・適正化」が重要になってくる。

例えば、レジ、陳列、在庫管理、賞味期限管理などを「適時化・適正化」することは、売場収益のカイゼンに直結する。

そのために、カイゼンの数値目標、各プロセスのKPI数値を定義し、全社員・パート・アルバイトに至るまで、全国の店舗と比較し、どの位置にいるのかを、毎日「カイゼン言語」として周知徹底させる必要がある。

特に、売場売上×荒利益率―売場の直接経費―売場の間接経費=売場の営業利益を、全スタッフが毎日、常に念頭に置いて作業することがカイゼン活動の基本になる。

売場は可能な限り、年商1~2億円の各売場部門に細分化してカイゼン活動を実施できるとより好ましい。

我々の経験値では、多くの企業、バックエンド業務を3分の1まで効率化し、その分をフロント業務(マーケティング・販売や顧客対応)へ再投資することは可能だと考えている。

上記のカイゼン活動を各売場に浸透させることは非常に困難な改革が必要になるが、従業員評価制度を含めた見直しを実施することで、客数×単価×来店頻度×買い上げ点数が、着実にカイゼンされている。

総じて、顧客CS×社員ESも向上する。

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