こんばんは〜![]()
むらじゅんです![]()
クーラーが壊れて早1週間。
この時期のクーラーなしは本当にきつい!
リビングに通じている2部屋のエアコンを極冷にしで全開で過ごしてます。
修理ができないと言われ(正確には修理に10万と言われた
)、新しいものを注文して待ちの状態なのですが、いつ来るのやら![]()
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でもね、だいぶ慣れるんです、暑いのって!
私の体も適応してきました。笑
だからと言って油断せず、たくさん水分とって栄養も摂ってます![]()
さて久々に大学の方のお話。
夏期の講義は6つ取っている(取る予定)のですが、そのうちの3つは課題提出済み、4つ目の課題が佳境です。
そのテーマとして選んだのが、「熱海(網代)の干物」。
課題は「地域社会における食の課題」を考えるというもの。
詳細は書けませんが、自分で選んだ地域を調べ、環境問題と食を結びつけて考察するもので、こういうのって(私にとって)テーマ決めが1番ハード。。
テーマを決めてもそれでうまく課題に結びつけられるか?内容は十分考察の余地があるか?など、調べてみないことにはいけるかいけないか笑?が見えない!!笑
なのですが、今のところなんだかんだ色々ツキが味方してくれているようで、インビューにしても現地見学にしても、とんとん拍子でうまく運んでくれています![]()
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今回は、ハイパー干物クリエイターとしてテレビなどでもかなり取り上げられている藤間社長が展開する網代の干物屋ふじまさんに(自分が現在大学で食文化デザインを学んでおり、ぜひ課題のテーマに取り上げたいことなどをメールに記して)取材を申し込んだところ、本当にあっけなく「いいですよ」とお返事いただいたのがもうラッキーでしかなく![]()
翌週には30分ほどzoomインタビューが実現し、たくさん勉強させていただきました!
インタビューの内容を、記録として最後に貼り付けますー!
インタビューの最後に、どうしても藤間さんの干物を見たい!(本当は食べたい!けどオンラインショップは1年半待ち、お土産屋さんで販売分も毎日即売り切れ!という噂)という想いを伝え、現地見学OKですか?と勇気を振り絞って伺うと、これまたあっけなく「どうぞどうぞ」笑!
なんて気さくなお人柄![]()
職人気質ですごく怖い感じだったらどうしようなんて思っていたので、インタビュー時にはすでに干物の前に藤間さんのファンになってました笑
というわけで、その週末の土曜日、朝9時に網代で!
ということになり、6時半出発でダンナさんにお願いして連れて行ってもらうことに。
夏とはいえ連休でもなく早朝だったためか混雑もなく、時間に余裕があったので大好きな来宮神社にもご挨拶。
現地に着くと、藤間さんとスタッフのみなさま(この日は3名)が干物のためのお魚を捌いているところでした。
女性ふたりは鯵を、若い男子はえびの殻をハサミでカット。
毎日鯵だけで多いと200前後捌くのだそう![]()
そのほか、この日は鯖(味醂干し用、潮干し用の2種)、金目鯛、えびの4種の作業をしていました。
味醂干し用だけ色がみりん色
こちらの干物が「ハイパー」な理由、それが作り方にあって、もともと飲食業「干物と日本酒」のお店をやっていた藤間さんが閃いたのが、作る段階から干物自体に日本酒を掛け合わせられないか?ということだったそう。
美しい✨
作る段階で、日本酒を魚に仕込むことで、イノシン酸とアミノ酸がうま味の相乗効果をうみ、それが大人気となったのだという。
ベスコングルメで紹介された大トロの干物!
とっても気さくで明るい彼は、普段は飲食店で働いているそう。
思いつきが一つのヒット商品やブーム、ムーブメントを生むというのは本当ですね!
そして、身近だと思っていた干物の奥深さと熱海が誇る伝統の素晴らしさを肌で感じられた時間。
暑かったけど、とても貴重な体験をさせていただいた時間でした!
干物屋ふじまの藤間社長、スタッフのみなさま、お忙しい時にありがとうございました!
そしてお休みの日に付き合ってくれて、運転頑張ってくれたダンナさん本当にありがとう〜!
いいレポートができると思う![]()
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ちなみに、ちょうどお昼前にお暇したので、熱海にある藤間さんの飲食店”Yoshi−魚−tei”さんで(ランチ予約不可)ランチしてから帰ろう!とトライするも、開店前だというのに20組以上並んでいて(すごい炎天下ね
)付近のパーキングも満車だったので断念。。
沼津まで出てお寿司を食べて帰りました!(これはこれで美味しかったー)
おしゃれ店内のかねはちさん
帰宅後夕飯に、お土産でいただいた藤間さんの干物をフツーに焼いて食べたら・・・
金目鯛とさば味醂干し🥹
ほんと日本酒と一緒でうま味倍増❣️
干物の概念変わりました!ってくらい美味しかった🥹
ちなみに・・・苦手な初対面アポとか初対面取材を嫌でもやらなくてはならないこの環境、ちょっといいかも?って思い始めてます![]()
【藤間さんインタビュー】
―干物屋ふじまさんの歴史 2022年法人化→その前は?
12年前から老舗のひもの屋で働くも、店じまいに伴い店舗を引くつぐことに。
2022年より現在の「干物屋ふじま」開業
―数年前と現在の環境や魚介の生育環境の違い
水温上昇により海の環境が激変、数もとれず、品質も低下。
いい魚介を仕入れるのに苦労する。高いからといって、それにお金を出せば買えるかと言うのも別問題。希少で買えない。
―熱海の海に起きていること、地球で起きていること
日本近海の温度が全体的に暑いため、近海漁業が壊滅的に。魚たちも命懸けで泳いでいる状況。
―干物に限らず、近隣や地域で話題、問題となっている特に海にまつわる事象はあるか?
1次産業である加工(干物)業者でさえ大変な状況の中、小売店やエンドユーザーに至っては過酷な状況と言える。→魚が入手できない。品質劣化に対し、作り方で補っておいしさを保つ必要性。
―それらに対する対策など具体的に取り組んでいることはあるか?
自然のものなので、なくなったらなくなったで受け入れるしかない。
養殖などの手段もないわけではないが、コストがかかり価格が高騰するのがわかり切っている上に、養殖に向いていない魚などもある(鯖など)。アジも、養殖可能だが養殖のアジが干物に向いているかどうかは疑問。に商社や漁業関係者との信頼関係を築いたり、一緒に打開策を探す、情報交換などでいかに質の良いものを見極め、消費者に届けるかを協力して体制を整えている。自分たちだけでは無理。
―海水温上昇による魚の種類の変化はあるか?Ex.アジは>大きさや数など
秋刀魚、イカの極端な現象と。アジのサイズも小さく。=現在は鯵は韓国産、えびはスリランカ産など、大きさや数を確保できる国からまとめて仕入れ、都度解凍して作っている。
―熱海の名物としての干物は、日持ちのためではなくご馳走として発展してきたが、それをさらにワンランク上を目指した理由、試行錯誤や苦労した点など
飲食店経営も同時に行う中、日本酒メインのお店だったためそれと相性のいい干物を作ろうと思いついたのが純米酒を使った干物つくり。いしると純米酒で漬け込む手法を思いついた。網代の干物作りというバックポーン(天日干し)を守りながら、新しいものを取り入れることをポリシーに。
―こだわりの製法による味わいの違いを挙げると?
てりが良い、塩水と魚だけでは生まれないうま味の乗算となる。
―伝統的な製法と、温暖化が加速している今の作り方の違いはあるか?
温暖化により、夏場は特に天日干しの際に、乾く前に煮えてしまうので、表面を早く乾かすために必要な時はアナログだが扇風機を使って2時間ほどで乾かす。
―季節による作業工程など
1番仕事がしやすいのは10月後半〜。夏場は大変。初夏のアジが美味しいので、年間通して入手する魚も多い。作業は通年基本的には同じ。
梅雨の時期は、魚を干せない分、道具の手入れ(カビ対策や徹底的な洗浄など)、伝票作りや発送に集中したり、魚に関わる作業以外のことに集中するなど。
―原材料として使用する日本酒や塩などのこだわりやお気に入りのメーカー
塩漬け干物→大阪の秋鹿酒造 千秋(せんしゅう)純米酒
みりん干し→静岡県山中酒造 葵天下(あおいてんか)純米吟醸
いしり醤油→奥能登
赤穂の天然塩、キッコーマン醤油
―干物作りに必要な道具一式、伝統的なもの、オリジナルなもの、革新的なものなど
干物用網、たくさんのタライやバスケット(バケツなど魚別に塩水に漬けたり洗ったりするもの)、干物を乾燥させる際にカラスから守るための網と網を繋ぎ止めるクリップ、捌く用の包丁、ハサミなど、乾燥用扇風機
―魚の種類により下味などは変える?
たとえば鯖は味醂干しと潮干しで分けている
―どんな魚介が干物に向いているのか?もしくは向いていない魚介はあるか?
脂質含有量の多いものが向いている。
―家で干物を作るとしたら、その際のポイントやおいしくするコツなど
凍らせる!なるべく低温化で冷凍するとうま味が凝縮され、塩も入りやすくなる。
流水で急速解凍し、海水程度の塩味で漬けて干す。
―時期別で藤間さんイチオシの干物は?
マグロ大トロの天日干し、うなぎの塩麹焼き
―どこで買える?食べられる?見学可能?
新宿伊勢丹
沼津干物センター千鳥観光汽船(沼津港)
干物と日本酒の店 Yoshi−魚−tei セット売り
野毛 宮川橋 BE ROCK(ビーロック)メニューとして
























