そういえば、救急搬送されたと書いてご心配を頂いたので、先に検査結果を報告しておこうとようやく思い立ちました。
・・・遅くて申し訳ありません・・・(汗)
血液検査、脳CT、心電図、胸部レントゲン、それから点滴をして頂いて、結果は不明・・・。
またしても不明・・・(´;ω;`)
熱中症?と思われていたんですが、血液検査の結果そうでもなく、貧血でもなく、他の検査も全て異常なし。
むしろ、健康的な結果が出たみたいで嬉しいんですけどね・・・。
色々な検査の間も、朦朧としていて色々と声を掛けられていたのはうっすら覚えているんですが、どのくらいの時間だったのか、記憶も途切れ途切れでした。
ただ、胸部レントゲンの時に下着を取らないといけないのに、服まで脱がされてしまって、
技師さん(恐らく)「脱がせるの下着だけでよかったんだけど・・・」
看護師さん(恐らく)「あっすみません!」
・・・みたいな会話をしていて、どうぞどうぞ、もうホント全裸でも全然気にしないので・・・と思った事は印象深く記憶しています(笑)。
検査の結果待ちの間に処置室へ移動して、ストレッチャーからベッドに移される時に、
「大丈夫?ちょっと体、動かすからね?」
と声を掛けられて、大丈夫です・・・と答えると、
「良かった、初めて声出たねぇ~」
と優しい声で言われました。
その後、点滴されている事に気付いて、父親が側に居る事にもようやく気付いて・・・。
心配かけてごめんね、と伝えてからまたしばらく記憶は途切れて・・・。
点滴が終わる頃に頭がハッキリして来て、初めて足を曲げる事が出来ました。
あ、体が動く、と特に感慨もなく思いました。
点滴の針を外してもらい、入れ替わりに先生が来て、検査に異常はない事、ちゃんと食事を摂って眠る事、今日はこのまま帰ってもらって大丈夫ですよ、と。
そこで初めて、「あ、靴がない!」と気付く私。
倒れた病院に置いて来ちゃったんですね。向こうでもベッドに寝ていたので当然ですが。
ついでに髪を纏めていたヘアゴムも無くなってましたが、そんな事はまあ些細な事。
幸い、眼鏡だけは付き添いの父親が持って来てくれていたので、先生にお礼を言って、車まで車椅子に乗せられて送って頂きました。
それから倒れた病院へ靴を取りに行ったのですが(時間外だったのに開けてくださいました・・・)、その時は自力で歩く事が出来ました。
そんな感じで、特に原因は分からずに一件は片付いた(?)んですが、その後数日はひどい怠さで起きたり寝たりして過ごして居ました。
ちなみに、意識を失っていたのは一分ほどだったらしいのですが、舌が気道に落ち込んでイビキをかいていたらしく、
「呼吸停止したかと思ってむちゃくちゃ焦ったよ~!!」
といつもの病院の先生と看護師さんに言われました。
私としては痛みも苦しさもなく記憶も当然さっぱりないので、全く実感がないのですが・・・病院で倒れて良かったんだろうなあと思っています。
意識を無くしたのは全身麻酔以来なのですが、あの時も今回も、目が覚めた時には、
「とても居心地の良い場所から戻って来てしまったなあ・・・」
と真っ先に思いました。
痛みも苦しみも何もなくて、充足感に溢れている、そんな所に居たのに、と。
ただ、日にちが経つに連れて、あの場所には戻りたくない、怖い、とも思うようになりました。
時間も自我も何もない世界と言うのは、やっぱり日常生活に戻ると異質で恐ろしく感じるみたいです。
・・・でも。
また意識を失った時に行くであろう場所があそこなら、その時の自分はきっととても幸せなのだろうと思うと、その時の不安はほぼ無くなりました。
そして、とてもお恥ずかしい話なのですが、全身麻酔から目が覚める直前には「聖☆おにいさん」のブッダとイエスがこちらを見ていた、という事を以前書いたのですが。
今回は、今ちょっとハマっている、とある刀剣のゲームのおじいちゃん的立ち位置のイケメンが手を伸ばして下さいました。
毎回、どうして二次元なのでしょうか・・・?
そこは、自分の子供とか家族とか、亡くなった身内とか知人とかの出番じゃないのか。
私の未練は二次元にしかないのか。
その辺りがとても複雑なんですが、とりあえず一件落(?)着、今は普段と同じ生活をしています。
しょうもないオチになりましたが、お読みいただきありがとうございました。