就活について | えむちゃん

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今、職場で同僚として、一緒に仕事をしている大学生は、就活真っ盛りらしい。
お話する機会があったので、応援した。
あまり緊張する事が無いと言い、冷静な顔をしていた。
振り返って、わたしの就活は緊張感にあふれていて、ドタバタだったと思う。
情報もあまりなければ、学校のサポートも殆どなく、闇雲に手探り状態だった。
教授やOBに尋ねるとか、説明会に行くというような事をしていたと思う。
会社とのやりとりもすべて電話。
まだ、バブルがはじける前だったので、有利だった筈だけど、内定出してくれる会社なんてあるのかしら‥と常に不安だった。
今、思い出しても緊張感で身が引き締まる思い。
初めての面接は、福岡での筆記試験を終えたあと、東京で受けることになった。
新聞社の事務職だけど、電話がかかって来た時の事をよく覚えている。
日時と場所を告げられて、来て下さいねと言われた時私は、無理です、と返答した。
‥その時間にはいけません。鹿児島から東京まで始発で出発したとしても、無理です‥
そうしたら、電話の向こうの言葉美しい女性は、飛行機て来て下さい、といった。
なんの事はない。私は電車と新幹線しか頭に浮かんでこない位、田舎者(というと語弊がある)で、飛行機にも乗った事がなかった。
初めてのる飛行機。初めての東京。
初めての面接。
それだけそろえば、舞い上がるのも当然だ。しかも、ひとりきりで‥。
東京の地図を買い、航空券を予約して、準備万端。東京への憧れの思いを胸いっぱいに飛び立った。
そういう訳で、東京の人と初めて会話したのが面接の場となった。
東京の方って(そうとは限らない)なんて美しい言葉を話すんだろう‥。率直な感想だ。雰囲気に圧倒されて、惨敗。
その後、他の会社に拾って頂けたので、就活は無事終わった。
この新聞社の新聞、当時読んだ事もなかったのに、受けてみようと思うなんて、少し不届き者だった。今は、その新聞社の愛読者として関係を保たさせて頂いている。
憧れた思いを持ちつつ、眺め、時間が無い時も大好きなコラムは読むようにしている。
内定頂けなかった会社、頂けた会社。記憶に鮮明に残るのは、勿論頂けなかった会社の方である。
東京の空気に負けてしまうなんて、自己意識が強すぎるのだろうか。
強すぎる自己意識。私が幸せになる妨げになっているような気がする。
ありのままではない。本音が言えない。
結果、どうも不自然になってしまう‥。
本当は、違うのに。

どう思われますか。