乙女の密告
赤染 晶子  新潮社

 京都の外語大で学ぶ乙女たち。スピーチ大会で暗誦する「アンネの日記」とシンクロしながら描かれる彼女らは、噂の中に生きている。

 自分も「乙女」と信じながらも微かな違和感を感じているみか子は、スピーチ大会本番で、やっと見つけ出した真実を語る。乙女にとっては禁断の果実。でも、今やっと自分の言葉を得たのだ。



 正直言うと、ラストは胸にストンとくるほどには理解できませんでした。けれど、読み始めから引き込まれ、いわく言い難い魅力を感じました。今後も読んでみたい作家です。


乙女の密告/赤染 晶子
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